広島県道313号烏帽子中原線

広島県道313号烏帽子中原線

概要

広島県道313号烏帽子中原線（ひろしまけんどう313ごう えぼしなかばらせん）は、広島県山県郡北広島町内のみを通過する一般県道として位置づけられています。この路線は、同町内の阿坂地区を起点とし、中原地区を終点とする延長11.8キロメートル（km）の地方主要道です。

路線名の「烏帽子」は、起点が所在する北広島町阿坂にある小字（小さな地名）に由来しています。地域に根ざした名称が採用されていることがわかります。

道路の状況としては、全体を通して比較的穏やかな区間が多いものの、特に北広島町本地の付近では、道路の幅員が狭くなる箇所が存在します。加えて、この狭隘区間においては路面状態も荒れているため、車両での通行には十分な注意と慎重な運転が求められる区間となっています。

路線データ

この県道の具体的なデータは以下の通りです。

起点：山県郡北広島町阿坂
起点は重要な交通結節点であり、複数の県道が交わる地点です。具体的には、広島県道38号広島豊平線の終点であるとともに、広島県道40号安佐豊平芸北線との交点、そして広島県道314号七曲千代田線との重複区間の開始地点となっています。
終点：山県郡北広島町中原
終点は山県郡北広島町中原に位置し、国道433号に接続してこの路線の終わりを迎えます。
総延長：11.8 km

路線状況

広島県道313号烏帽子中原線には、他の県道と経路を共有する重複区間が複数存在します。主な重複区間は以下の通りです。

広島県道314号七曲千代田線：起点の山県郡北広島町阿坂付近で重複しています。
広島県道316号都志見千代田線：山県郡北広島町西宗地区付近で重複しています。

これらの区間では、両方の県道の標識が併記されている場合があります。

また、前述の通り、山県郡北広島町本地のあたりでは、道路幅が狭まり、路面が荒れている箇所が存在するため、通行する際は特に注意が必要です。

地理

通過する自治体

広島県道313号烏帽子中原線は、その全線が広島県山県郡北広島町内を通過します。他の市町を跨ぐことはありません。

交差する道路

本路線が交差または接続する主要な道路は以下の通りです。

広島県道38号広島豊平線（起点）
広島県道40号安佐豊平芸北線（起点）
広島県道314号七曲千代田線（起点付近での重複、および交差）
広島県道316号都志見千代田線（北広島町西宗付近での重複、および交差）
国道433号（終点）

沿線

沿線には、地域のランドマークである城山（しろやま）などが点在しています。

関連項目

* 広島県の県道一覧

この県道は、北広島町内の集落間を結ぶ生活道路として、また地域内の幹線道路へのアクセス路として重要な役割を担っています。

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