広島県道80号東広島向原線

広島県道80号東広島向原線

広島県道80号東広島向原線は、広島県東広島市と安芸高田市を結ぶ主要地方道であり、地域の重要な交通網の一部を担っています。

概要

この県道は、東広島市八本松東3丁目を起点とし、安芸高田市向原町長田を終点としています。総延長は24.299kmです。しかし、東広島市志和町内には幅員が2mしかない狭隘な区間が存在し、大型車の通行ができません。そのため、大型車は広島県道33号瀬野川福富本郷線や国道375号を経由する迂回が必要となります。

路線データ

起点：東広島市八本松東3丁目（磯松交差点、国道486号交点）
終点：安芸高田市向原町長田（広島県道37号広島三次線交点）
総延長：
実延長：24.299 km
異常気象時通行規制区間：東広島市志和町内（延長：1.6 km）
通行困難区間：東広島市福富町上竹仁・クロボヤ峡入口交差点 - 安芸高田市向原町保垣間
認定：1994年（平成6年）4月1日

歴史

広島県道80号東広島向原線は、以下の経緯を経て現在に至っています。

1993年（平成5年）5月11日：建設省により、県道内区米満線、県道久芳向原線の一部、県道志和口向原線の一部が、東広島向原線として主要地方道に指定される。
1994年（平成6年）4月1日：広島県告示第406号により認定される。
2004年（平成16年）3月1日：高田郡の全6町が対等合併し安芸高田市が発足したことに伴い、終点の地名表記が変更される（高田郡向原町長田 → 安芸高田市向原町長田）。
2005年（平成17年）2月7日：沿線にあった賀茂郡福富町が東広島市に編入される。

路線状況

東広島市福富町上竹仁から安芸高田市向原町保垣間にかけての区間は、かつては通行不能区間でしたが、現在は通行困難区間となっています。この区間は道幅が狭く、カーブが連続する箇所も存在するため、通行には注意が必要です。

重複区間

以下の区間は、他の県道との重複区間となっています。

広島県道350号造賀八本松線（東広島市八本松飯田2丁目・磯松中学校前交差点 - 東広島市八本松町篠・八本松篠交差点）
広島県道33号瀬野川福富本郷線（東広島市志和町内 - 東広島市福富町上竹仁）

地理

広島県道80号東広島向原線は、以下の自治体を通過します。

東広島市
安芸高田市

交差する道路

（詳細な情報は省略）

沿線施設

沿線には、以下の施設などがあります。

磯松工業団地
朝日ゴルフクラブ広島コース
並滝寺池
クロボヤ峡

管理

路線の管理は、区間によって以下の通り分担されています。

東広島市内の広島県道33号瀬野川福富本郷線との重複区間：西部建設事務所東広島支所
東広島市内の上記以外の区間：東広島市建設部維持課
安芸高田市内の区間：安芸高田市建設部すぐやる課

広島県道80号東広島向原線は、地域の生活や産業を支える重要な役割を担っています。通行の際は、道路状況に注意し、安全運転を心がけましょう。

もう一度検索