広島高速3号線

広島高速3号線について

広島高速3号線（ひろしまこうそく3ごうせん）は、広島県広島市南区の仁保JCTから西区の観音出入口へとつながる自動車専用の高速道路です。この路線は、広島南道路の一部として、広島県安芸郡海田町の日の出町から廿日市市の地御前までを含む全長23.3kmの区間を有しています。

概要

広島高速3号線は、第2種第1級道路として規格されており、高架部の道路幅員は19.25mで、4車線の設計がなされています。ここには、設計速度が時速80kmで、通常の車線幅は3.25mです。部分的に暫定的に2車線となっている区間もあり、その総延長は約5.1kmです。この道路は最高速度60km/hで通行することが設定されています。

広島南道路は、舞台となっている地区から広島岩国道路の廿日市ICへと延伸する計画があります。この延伸が開通すれば、山陽自動車道の交通量の軽減が期待されています。特に、広島市内から岡山・九州方面へのアクセスにおいては、ユーザーが集中する広島ICの混雑緩和が図られる見込みです。

接続高速道路

広島高速3号線は、次の高速道路と接続しています：

• - 広島南道路：観音出入口で接続
• - E31 広島呉道路：仁保JCTで接続
• - 広島高速2号線：仁保JCTで接続
• - 海田大橋：仁保JCTで接続

さらに、未開通の江波出入口が吉島出入口と観音出入口の間に設置予定です。

歴史

広島高速3号線の開通に関する歴史は次のようになっています：

• - 2000年3月19日：仁保JCTから宇品出入口（2.6 km）が開通し、完成した4車線料金道路として運用開始。
• - 2010年4月26日：宇品出入口から吉島出入口（2.2 km）が開通。こちらは暫定的に2車線での利用が開始。
• - 2014年3月16日：広島南道路でウォーキングイベントが開催。
• - 2014年3月23日：吉島出入口から観音出入口（2.9 km）が開通し、この時点で全線開通となりましたが、依然として暫定2車線です。

交通量

交通量については、広島高速3号線の24時間あたりの交通量データは、道路交通センサスに基づいて分析されています。ただし、2020年度に実施予定だった交通量調査は、新型コロナウイルス感染症の影響で延期されました。このため、最新の交通状況については変動があるかもしれません。

付記と関連項目

広島高速3号線は、都市部の交通ネットワークの中でも重要な役割を果たしており、他の広島高速道路や広島南道路との接続によって利便性が高まっています。 本路線に関連する他の情報は、都市高速道路や広島南道路、中国地方における道路の一覧などで確認できます。

また、広島高速道路公社の公式サイトでも、最新の情報やサービスについて提供されています。

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