広島高速2号線

広島高速2号線

広島高速2号線は、広島県広島市東区の温品JCTから南区の仁保JCTに至る、広島高速道路の路線です。この路線は、広島高速1号線と広島呉道路・広島南道路を直結する重要な役割を担っています。

概要

広島高速2号線は、「府中仁保道路」とも呼ばれ、全区間が広島県道473号府中仁保線に指定されています。2010年に全線同時開通しましたが、東雲出入口と仁保出入口の間は、国道2号と県道翠町仁保線に並走する区間であり、当面は2車線での暫定供用となっています。

ほぼ全線にわたって温品川および猿猴川に並行しており、周辺環境への影響も考慮されています。建設時には、高架橋桁に近接する国立広島大学附属東雲小学校・中学校の移転も検討されましたが、2011年4月現在、移転に関する議論は進展していません。

道路規格

規格: 第2種第2級（自動車専用道路）
設計速度: 60km/h
道路幅員:
高架部: 17.50m（4車線）
暫定2車線区間: 10.50m
車線幅員: 3.5m
車線数: 4車線（暫定2車線区間は約1.8km）

県道としての概要

起点: 広島県広島市東区温品（温品JCT）
終点: 広島県広島市南区仁保（仁保JCT）
総延長: 5.9km

接続高速道路

広島高速1号線（温品JCT）
広島高速5号線（温品JCT、事業中）
広島北道路（温品JCT、計画中）
広島高速3号線（仁保JCT）
E31 広島呉道路（仁保JCT）
海田大橋（仁保JCT）

出入口

（施設名欄の背景色が■である部分は、施設が供用されていないか、または完成していないことを示します。）

歴史

2010年（平成22年）4月26日: 温品JCT - 仁保JCT間が開通し、全線開通（一部暫定2車線）。

交通量

道路交通センサスによる24時間交通量データがあります。

出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」（国土交通省ホームページ）より一部データを抜粋して作成

令和2年度に実施予定だった交通量調査は、新型コロナウイルスの影響で延期されました。

関連情報

中国地方の道路一覧
広島県の県道一覧
* 広島高速道路公社

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