広畑塁

広畑塁のプロフィールと経歴

基本情報

• - 名前：広畑塁（ひろはた るい）
• - 生年月日：1995年6月17日
• - 出身地：福岡県
• - 現在の所属：九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズ
• - 投打：右投左打

広畑塁はプロ野球選手としての経歴を持ち、現在はコーチを兼任しながらプレーしています。九州アジアリーグの火の国サラマンダーズで捕手および外野手としての役割を果たしています。彼の野球人生には多くの経験が詰まっており、どのようにキャリアを築いてきたのかを振り返ります。

プロ入り前の経歴

広畑は東海大学第五高等学校で野球を学びましたが、甲子園出場の経験はありませんでした。高校卒業後は立正大学に進学し、東都大学野球連盟の硬式野球部に参加。キャッチャーとして育成されましたが、実績においては控え選手としての出場が主であり、打撃成績は控えめでした。それでも大学最後の年にチームが部リーグから一部に昇格したことを経験しました。彼は2017年のプロ野球ドラフトで読売ジャイアンツに育成選手として指名され、プロの道を歩み始めました。

巨人時代

広畑は読売ジャイアンツでのキャリアが始まりました。2020年のシーズンは二軍で5打数1安打に終わり、三軍では28試合に出場しました。成績は打率.211という結果で、同年の11月末には戦力外通告を受けることとなりました。プロの厳しさを痛感した瞬間でもありましたが、彼は翌月に行われたトライアウトに参加し、新たな挑戦を模索しました。

ワンダラーズでの経験

2021年4月からはオーストリアン・ベースボール・リーグのウィーン・ワンダラーズに移籍。ここでは背番号52を背負い、22試合に出場し打率.241、2本塁打、34打点という成績を残しました。捕手だけでなく外野手としてのプレーも経験し、ポストシーズンや国際大会にも参加。残念ながら早期敗退したものの、豊富な国際経験を得ることができました。

日本帰国後の挑戦

日本に帰国後、広畑は野球教室でキャッチングコーチとして新たな役割を担いました。2021年には九州アジアリーグの大分B-リングスと契約し、選手としての活動を継続しました。背番号52を着用しながら過ごしましたが、シーズン終了後に自由契約となり、現役続行の道を模索します。

北海道フロンティアリーグへの移籍

2022年には北海道フロンティアリーグの士別サムライブレイズに入団が決まりました。選手兼コーチとしての役割を担い、この時期に多くの若手選手を指導する機会を得ることになります。2023年シーズン終了後、士別を退団し、台湾プロ野球のトライアウトにも参加しましたが、入団には至りませんでした。

火の国サラマンダーズ入り

2023年12月には火の国サラマンダーズへの入団が発表されました。ここでも選手兼コーチとしての活躍が期待され、選手としても捕手や外野手を務めています。GMからは彼の加入を「最後のピース」と表現され、チームにとって重要な存在であることが示されています。

プレースタイル

広畑塁の特徴は、強肩や堅実な守備にあります。二塁送球は1.8秒という速さを誇り、アウトを狙うディフェンス面でも力を発揮しています。また、50m走6秒2という俊足も持ち合わせ、攻撃面においても機動力を活かすプレースタイルが魅力です。これからの彼のさらなる成長と活躍に注目が集まります。

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