庄司悟のリクエスト魂

庄司悟のリクエスト魂（しょうじさとるのリクエストだましい）

『庄司悟のリクエスト魂』は、広島エフエム放送（HFM）で2005年4月から2014年3月まで、そして2020年4月から2021年3月まで放送されていた人気ラジオ番組です。DJは、広島ではおなじみの庄司悟が務めました。

概要

番組は、安芸郡府中町のイオンモール広島府中（旧ダイヤモンドシティソレイユ）3階にあるフタバ図書TERAサテライトスタジオからの公開生放送でした。前番組『HFM beat 50』をリニューアルし、リクエスト中心の番組としてスタート。リスナーからのリクエストに応え、音楽とトークで盛り上げるスタイルが特徴でした。

番組開始当初はリスナーと電話を繋ぐこともありましたが、その後は特定のコーナーや関係者との交流が中心となりました。しかし、リスナーからの要望に応え、徐々に電話を繋ぐ回数が増えていきました。また、番組内では、スタッフに関する内輪ネタや、HFMのDJ、スタッフ、庄司の知り合い、協賛企業の従業員などがゲストとして登場することも多く、アットホームな雰囲気も魅力でした。

コーナー紹介

番組には、リスナー参加型の人気コーナーが多数存在しました。

イントロの匠: 曲のイントロ部分を聴いて曲名を当てるクイズコーナー。正解者には豪華なアーティストグッズがプレゼントされました。
お名前ロケンロー: リスナーから寄せられたメールやFAXのラジオネームを庄司悟が読み上げるシンプルなコーナー。
週刊machico: machicoが選んだ面白い曲や、自身の近況を話すコーナー。ゲストが登場することも。
フタバ図書TERAエンタメリサーチ: フタバ図書TERAのおすすめ商品を紹介するコーナー。
バルト11シネマインフォ: 広島バルト11で公開される映画を紹介するコーナー。

過去には、田中宏が出演するコーナーや、広島弁を使った大喜利コーナーなど、ユニークな企画も多くありました。

公開生放送・イベント

番組では、公開生放送やイベントも積極的に行っていました。特に、山陽女子短期大学の陽月祭には複数回参加し、ライブやトークショーで会場を盛り上げました。フタバ図書TERAサテライトスタジオからの公開生放送では、多くのリスナーが訪れ、庄司悟との交流を楽しみました。

番組の終焉とその後

2014年3月に一旦番組は終了しましたが、2020年4月に『庄司悟のリクエスト魂』として復活。しかし、2021年3月26日に再び終了し、翌週からはリニューアル番組『Satoruman50〜半世紀少年ミュージックショー』として新たなスタートを切りました。リニューアル後も、リクエスト形式や番組の雰囲気は受け継がれています。

個性的なスタッフ

番組を支えたのは、DJ庄司悟だけでなく、個性豊かなスタッフたちでした。

ディレクター：ワケルくん: 番組の構成や演出を担当。HFMの広報誌で4コマ漫画も連載していました。
ミキサー：モーリー: 番組の音響を担当。温厚な人柄で、番組に欠かせない存在でした。
ADJ：ゆっち: AD（アシスタントディレクター）とDJを兼任。アニメソングを紹介するコーナーも担当していました。

これらのスタッフが一体となり、『庄司悟のリクエスト魂』は、広島のラジオシーンを彩る人気番組となりました。

『庄司悟のリクエスト魂』は、単なる音楽番組ではなく、地域に密着した情報やリスナーとの交流を大切にする、温かい番組でした。そのDNAは、リニューアル後の番組にも受け継がれています。

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