康喜弼

康喜弼（こう よしのり）は、日本の俳優です。

1970年8月4日に大阪府で誕生し、身長は178cmです。現在は有限会社フロスに所属しています。テレビ、映画、舞台、CMといった、様々なメディアやジャンルで活動を展開しています。

テレビドラマ

数多くのテレビドラマに出演しており、中でも刑事ドラマの『相棒』シリーズには特別な縁があります。pre seasonの第2話「恐怖の切り裂き魔連続殺人！」（2001年）では佐伯隆弘役を、そしてseason16の第8話「倫敦からの客人」（2017年）では西田泰史役を演じるなど、異なるシーズンで重要な役どころを務めました。他にも、テレビ朝日系の『おみやさん』や『アナザヘヴン』、TBS系の『To Heart』、毎日放送の『いのちの現場から』（楊天成役）など、様々な放送局の作品に参加しています。NHKでは、大河ドラマ『元禄繚乱』や『サラリーマンNEO』に出演。フジテレビ系では『演技者/グリフトの手口』で二八の健役を、『CHANGE』や『赤い糸』にも登場しました。日本テレビ系では『ウーマンズ・アイランド〜彼女たちの選択〜』、『受験の神様』（片山役）、『1ポンドの福音』、『Mother』などに出演しています。WOWOWの『Strangers 6』（浅野役）や読売テレビの『VISION-殺しが見える女-』（新津役）、NHK BSプレミアムの『アイアングランマ』（三橋教頭役）、フジテレビ系の『隕石家族』（風間役）といった近年の作品にも出演し、脇を固める存在として欠かせない活躍を見せています。

映画

俳優としての活動は映画にも広がっています。出演作には、自身もドラマ版に出演した『アナザヘヴン』（2000年、飯田譲治監督）をはじめ、阪本順治監督の『ぼくんち』（2003年）、佐藤純彌監督による壮大な戦争映画『男たちの大和/YAMATO|男たちの大和_YAMATO』（2005年）、テレビドラマ版にも出演した『赤い糸』（2008年、村上正典監督）などがあります。

舞台

康喜弼のキャリアにおいて、舞台は特に重要な基盤となっています。劇団そとばこまちには長期間参加し、約20作品にも及ぶ本公演に出演するなど、精力的に活動しました。その経験は、彼の演技に深みを与えています。また、世界的にも知られる蜷川幸雄氏演出の『ハムレット』に出演する機会にも恵まれました。筧利夫氏が率いるRUPプロデュース公演にも参加しており、『エビ大王』、『東亜悲恋』、『透明人間の蒸気』（2002年）などの作品に出演しました。劇団カムカムミニキーナ公演『鈴木の大地』（2000年）や、Witプロデュースの『マスカレード』（2009年1月）、『真夜中のファイル』（2009年4月）にも名を連ねています。自身の企画である「康組ライブ」として『どつかれたるねん〜七夕祭りをプロデュース〜』（2009年7月）を開催したほか、ルドビコ公演の『八犬伝−疾風異聞録−』（2011年9月）や『さよならジョバンニ』（2013年2月-3月）にも出演するなど、様々なカンパニーやプロデュース公演に参加し、舞台人としてのキャリアを積み重ねています。

CM

テレビCMにも多数出演しており、一般消費者向けの製品やサービスの顔としても登場しています。日本IBM、ハウス食品、スタッフサービス、アメリカンファミリーといった知名度の高い企業のCMに出演。その他、ケイ・オプティコムのeo光「ネットと電話で5,200円／月」篇（2008年）や、出光興産の「父、出光人」篇（2010年）など、様々な分野の広告に出演し、その顔を目にする機会は少なくありません。

その他

所属事務所であるフロスやアンセムの公式プロフィールページで最新の情報を確認できます。また、アメーバブログ「康喜弼『DONAIYANEN! 思った文を書いて・・み・・る？』」やX（旧Twitter）アカウント（@kougumi）を通じて、自身の言葉で活動や日常を発信しており、ファンとのコミュニケーションも大切にしています。

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