廣岡璃奈

廣岡璃奈 - プロ雀士としての軌跡

廣岡璃奈さんは、日本プロ麻雀連盟静岡支部所属のプロ雀士です。麻雀との出会いは中学時代。不登校を経験した後、フリースクールで麻雀に親しみ、やがてその魅力に惹きつけられていきます。特に、YouTubeで見たプロ雀士・滝沢和典さんの華麗なプレイスタイルに憧れを抱き、麻雀の世界にのめり込んでいきました。

高校時代には、学生麻雀連盟主催の麻雀甲子園や、近代麻雀主催の「麻雀最強戦PRESENTS 高校女子オープン大会」などに出場。高校女子オープン大会では、最初の出場は惜しくも5位という結果に終わりますが、真剣勝負の緊張感と興奮を味わった経験が、彼女をプロへの道へと導きます。そして翌年には見事優勝を果たし、雪辱を果たしました。さらに、世界麻雀選手権にも出場するなど、高校時代から積極的に麻雀の世界で活躍しました。

高校卒業後は声優養成所に進学し、声優としての勉強と並行して麻雀の腕を磨きました。日本プロ麻雀連盟のプロテストに挑戦するも、最初の挑戦では育成合格後、再テストで不合格という結果に終わります。しかし、彼女は諦めずに挑戦を続け、2度目のプロテストで育成合格。そして、念願のプロ雀士となりました。静岡支部地域限定合格という条件付きではありましたが、静岡支部長である望月雅継プロの許可を得ることで、静岡のプロリーグやプロアマリーグへの出場が可能となりました。

プロ入り後も、彼女は麻雀への情熱を燃やし続け、2022年には29歳以下女性限定タイトルである第3期桜蕾戦で優勝、女流桜花Aリーグへ昇級を果たしました。続く第4期桜蕾戦でも決勝進出を果たすなど、着実に実力を伸ばしています。桜蕾戦決勝では惜しくも4位に終わりましたが、解説を務めた二階堂亜樹さんと和久津晶さんから激励を受け、さらなる高みを目指して精進を続けることを誓いました。

声優を目指した経験も活かしつつ、現在はプロ雀士として活躍する傍ら、自身のTwitterアカウント(@hirookarina0311)や、龍龍(ron2.jp)などの媒体を通じて、麻雀の魅力を発信し続けています。

【獲得タイトル】

個人戦
桜蕾戦 (第3期)
高校女子オープン大会2017・夏
団体戦
* 夕刊フジ杯争奪麻雀女王決定戦2023 チーム戦優勝 (麻雀ニュージェネchチーム: 廣岡璃奈、襟川麻衣子、杉浦まゆ)

廣岡璃奈さんの歩みは、努力と情熱、そして持ち前の明るさで、数々の壁を乗り越えてきた証です。麻雀という世界で、これからも彼女の活躍が期待されます。彼女の今後の活躍に注目しましょう。

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