襟川麻衣子

襟川麻衣子：声優とプロ雀士の二足のわらじを履くマルチな才能

襟川麻衣子は、日本の女性声優であり、同時に日本プロ麻雀連盟に所属するプロ雀士です。4月1日生まれ（実際は4月2日生まれですが、学年の都合で変更）。埼玉県加須市出身。三段の段位を保持しています。

声優としてのキャリア

中学校で演劇の魅力に触れ、高校時代は演劇部に所属。文系の大学卒業後は石鹸販売会社に就職しましたが、自分のやりたいこととのギャップを感じ、声優の道へ進むことを決意します。会社を辞め、アルバイトをしながら声優学校に通い卒業。その後、芸能事務所に所属し、テレビレポーターやイベントMC、ゲームの声当てなど、幅広い活動を始めました。

しかし、自身と父親の病気により仕事が中断。仕事のオファーが減り、芸能事務所を退社することになります。この経験が、彼女の人生を大きく変える転機となります。

プロ雀士としての転身

芸能活動中に知り合ったゲーム会社の人々との麻雀を通して、麻雀の魅力に惹きつけられた襟川。麻雀の実況にも興味を持っていた彼女は、2016年に日本プロ麻雀連盟のプロテストを受け合格。プロ雀士としての活動を本格的に開始します。連盟では実況やMCなども務め、2023年からはMリーグのインタビュアーも担当。声優としての活動と両立させながら、プロ雀士としても活躍の場を広げています。

2020年には、東京俳優生活協同組合（俳協）に所属し、声優・タレントとしての活動も本格的に再開。声優とプロ雀士という二足のわらじを履きながら、精力的に活動しています。

個性あふれるキャラクター

襟川自身のキャッチコピーは「やる気！元気！ど根性！」。目標とする人物は、女優の寺島しのぶと、声優のくまいもとこ。麻雀格闘倶楽部では「ちくわ部」の部長として活動しており、ジャージ姿がトレードマークとなっています。これは「部活といえばジャージ」という発想から生まれたもの。2021年12月からはアキクサインコ「ひめ」を飼い始め、彼女の生活に新たな彩りを加えています。

声優兼プロ雀士である伊達朱里紗とは、伊達がプロになる前から親交があり、プライベートでも親しい間柄です。

幅広い出演作品

襟川麻衣子は、声優、プロ雀士として数多くの作品に出演しています。主な作品としては、テレビアニメ、ゲーム、吹き替え、モーションコミック、ナレーション、ラジオ、イベントなど多岐に渡ります。

テレビアニメ: 超速変形ジャイロゼッター

ゲーム: ぎゃる☆がん、感染×少女、ギミックアドベンチャー、ラスグレイブ探偵譚、麻雀格闘倶楽部

吹き替え: １２ラウンド/リローデッド、ザ・グラビティ

モーションコミック: 馬鹿かわいい女の子は可愛いと思いませんか？、女戦士とオークさん、バクバクバク、自衛隊上がりのかーちゃんが怖い

ナレーション: 竜巻を知る 竜巻から身を守る、芸能人が本気で考えた!ドッキリGP

リポーター: C.C.9ケーブルテレビ、ABEMA麻雀チャンネル

舞台: 妖怪百声物語、ことだま屋本舗、TABプロダクション公演

ラジオ: 襟川麻衣子のRadio Jack！、丸山竜一のドラゴンラジオ、ダブルエーパラダイス、れいれいでぃお、麻雀普及委員会

イベント: CLUB 3 STAR IMAIKE、池袋LIVE INN ROSA

CD: ドラマCD 鬼のずんぼらぶー

また、2023年には夕刊フジ杯争奪麻雀女王決定戦団体戦で優勝するなど、プロ雀士としても輝かしい実績を残しています。

明るく元気で、何事にも全力で取り組む襟川麻衣子。声優とプロ雀士という異なる分野で活躍する彼女の今後の活躍に期待が高まります。

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