廣幡八幡神社

廣幡八幡神社は、宮城県石巻市小船越に位置する神社です。1661年（寛文元年）に京都の石清水八幡宮から御分霊を勧請し創建されました。

歴史

創建からわずか4年後の1665年（寛文5年）6月8日、北上川の大洪水により堤防が決壊し、社殿は壊滅的な被害を受けました。社殿は岩崎地区まで流され、その様子から「流れ八幡」とも呼ばれるようになりました。この災害により、境内は池沼と化し、堤防の屈曲を余儀なくされるなど、甚大な被害を受けました。

その後、1688年（元禄元年）に現在の場所へ社殿が再建され、現在に至ります。

祭神

廣幡八幡神社の祭神は、誉田別尊（ほんだわけのみこと）です。誉田別尊は、第15代天皇である応神天皇のことで、武運長久の神として広く信仰されています。

交通

廣幡八幡神社へのアクセスは以下の通りです。

自動車：三陸沿岸道路「河北インターチェンジ」から約5分。
鉄道：JR気仙沼線「鹿又駅」から車で約5分。



廣幡八幡神社は、度重なる災害を乗り越えて現在に至る歴史を持つ神社です。地域の人々にとって心のよりどころとして、大切に守り続けられています。

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