延山敏和

延山 敏和

延山 敏和（のべやま としかず）は、1998年7月4日に大阪府で生まれた日本のラグビーユニオン選手です。主なポジションはフッカー（HO）を務め、身長174センチメートル、体重100キログラムという体格を活かしたプレーを展開しました。

彼のラグビーキャリアは、奈良県の強豪校である御所実業高等学校で本格的にスタートしました。高校卒業後、2017年に山梨学院大学へ進学。大学でもラグビーを続け、チームの中心選手として活躍します。そのリーダーシップが認められ、2020年には山梨学院大学ラグビー部の主将を務めました。大学での経験は、彼の選手としての成長だけでなく、人間的な成長にも大きな影響を与えたと言えるでしょう。

大学卒業後、2021年に当時のトヨタ自動車ヴェルブリッツ（現在のトヨタヴェルブリッツ）に加入し、プロラグビー選手としての道を歩み始めました。高いレベルでの競争が繰り広げられるチームにおいて、日々の練習に励み、公式戦出場を目指しました。

プロ入り後、彼はジャパンラグビーリーグワンの舞台でのデビューを飾ります。2023年2月18日に行われたリーグワン第8節、グリーンロケッツ東葛との一戦に先発メンバーとして出場。これが彼にとって記念すべきリーグワン公式戦初出場となりました。この試合での経験は、プロ選手としての自信を深めるとともに、今後のキャリアに向けた大きな一歩となりました。

トヨタヴェルブリッツではフッカーとしてチームに貢献しましたが、2023-24シーズンをもってチームを離れることとなりました。2024年5月、在籍期間を終え、新たな道を歩むことになります。

大阪府出身としてラグビーの道を究め、高校、大学、そして日本のトップリーグであるジャパンラグビーリーグワンでフッカーとして活躍した延山敏和選手。特に山梨学院大学での主将経験や、トヨタヴェルブリッツでのリーグワン初出場は、彼のキャリアにおける重要な節目と言えます。プロの舞台での経験を経て、彼の今後の活動にも注目が集まります。

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