弥次ヱ町

弥次ヱ町について

弥次ヱ町（やじえちょう）は、愛知県名古屋市南区に位置する地域で、町は1丁目から5丁目に分かれています。住居表示は未実施の状態です。名古屋市南区の中央部に存在し、周囲には港東通、北頭町、中割町、浜田町、東又兵ヱ町、浜中町が接しています。

地理

弥次ヱ町は、名古屋市の南部に位置し、周辺は主に住宅地となっています。この場所は交通の要所ともなっており、国道23号線（名四国道）が近くを通っています。周囲の町と連携しながら、地域住民の生活が営まれています。

歴史

町名の由来

弥次ヱ町という名称は、地域に存在した「弥次衛新田」に由来しており、開発者である弥次右衛門の名前から名づけられました。この町名は地域の歴史や文化を反映しています。

沿革

弥次ヱ町は、1950年5月1日に南区笠寺町と本星崎町の一部から成立しました。その後、1952年5月には笠寺町の一部を編入し、同時に一部が浜中町や前浜通に編入されました。続く1960年3月20日には、町の一部が南区東又兵ヱ町となりました。これらの歴史的変遷が、現在の弥次ヱ町の形を作り上げています。

人口と世帯数

2019年4月1日現在の弥次ヱ町の世帯数や人口に関する詳細は、国勢調査に基づいて記録されていますが、具体的な数値は調査時期によって変動があります。

学区

弥次ヱ町に住む学生は、地元の市立小学校や中学校に通うことができます。公立高等学校に関しても、地域に応じた教育機関が整備されています。教育環境も地域の魅力の一つです。

交通

弥次ヱ町にアクセスする際には、最寄りの東海道本線の笠寺駅を利用することができます。また、名古屋市営バスがいくつかの系統を運行しており、北頭バス停や浜田町バス停を利用することで、便利に移動が可能です。

施設

弥次ヱ町には地域住民のためのいくつかの公共施設があります。例えば、名古屋市営の「弥次ヱ荘」と「新弥次ヱ荘」は住宅施設として親しまれ、また「弥次衛公園」は市民の憩いの場となっています。この公園は1956年に供用が開始され、1960年にも一部が整備されています。さらに、1990年には「やじえ緑地」が開設され、地域の自然環境を守る場として活用されています。

その他の情報

郵便番号は457-0821で、名古屋南郵便局が集配を行っています。この地域は静かで落ち着いた雰囲気があり、住環境としても魅力的です。弥次ヱ町は名古屋市の中でも特色ある場所であり、地域社会としての魅力を発揮しています。

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