弥鄒忽区

弥鄒忽区（ミチュホルく）

弥鄒忽区は、大韓民国仁川広域市に位置する区です。「弥鄒忽」という名称は、仁川の百済時代の古名に由来します。この区は、2018年7月1日に南区（ナムく、남구）から改称されました。

歴史

弥鄒忽区の歴史は、1968年1月1日にまで遡ります。当時、京畿道仁川市に属していた道禾洞・朱安洞・九月洞などを含む区域をもって、南区が設置されました。その後、1988年と1995年にそれぞれ南洞区と延寿区が分離し、2018年に現在の弥鄒忽区へと名称が変更されました。

1968年1月1日 – 京畿道仁川市に南区が設置
1988年1月1日 – 南洞区が分離
1995年1月1日 – 延寿区が分離
2018年7月1日 - 区名を弥鄒忽区に改称

行政

弥鄒忽区は、24の行政洞（7つの法定洞）から構成されています。

警察

区内の治安は、仁川弥鄒忽警察署が担当しています。

消防

消防業務は、仁川弥鄒忽消防署（仁川消防安全本部と兼用）が担当しています。

交通機関

弥鄒忽区は、鉄道網が発達しており、以下の路線が利用可能です。

京仁線・首都圏電鉄1号線
間石駅※ - 朱安駅 - 道禾駅 - 済物浦駅 - 桃源駅※
水仁線
仁荷大駅 - 崇義駅
仁川都市鉄道1号線
仁川ターミナル駅 - 文鶴競技場駅※
仁川都市鉄道2号線
朱安駅 - 市民公園駅 - 石バウィ市場駅

※ 間石駅の所在地は南洞区にありますが、弥鄒忽区との境界上に位置しています。
※ 桃源駅の所在地は東区ですが、弥鄒忽区との境界上に位置しています。
※ 文鶴競技場駅の所在地は延寿区ですが、駅構内の一部は弥鄒忽区にあります。


弥鄒忽区は、歴史的な背景を持ちながらも、現代的な都市機能も兼ね備えた魅力的な地域です。交通の便も良く、観光スポットとしても注目されています。

外部リンク

弥鄒忽区公式サイト（朝鮮語）
弥鄒忽区公式サイト（日本語）

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