当別町立西当別中学校

当別町立西当別中学校

当別町立西当別中学校は、北海道石狩郡当別町の獅子内に位置する公立の中学校です。学制は2学期制で、校舎は鉄筋コンクリートの二階建てで構成されています。また、体育館は木造の設計となっており、過去には校舎の南側にプールも設置されていました。

沿革

1947年（昭和22年）5月に開校した当別町立西当別中学校は、最初は獅子内小学校に併設されていました。その後、1948年に校訓が制定され、体制が整いました。1948年8月には独立した校舎の落成式が行われ、その後も学校の成長を支える多くの成果が見られます。

1951年には校歌が制定され、1975年には教育実践研究論文が受賞されました。近年では1997年に北海道体育賞と全国税に関する学校表彰を受け、1999年には新たな校訓「響き合おう 心豊かに たくましく」が制定されました。その後、校舎の増築も行われ、2003年には全国中体連の新体操において個人総合で2位を獲得しました。2017年には小中一貫教育が導入され、新しい教育スタイルを確立しました。

教育指針

当校は、21世紀の人間像として、地球規模の環境問題に敏感で、社会の変化に対して主体的かつ創造的に対応できる人材を育成することを目指しています。また、日本の歴史や文化を理解し、継承し発展させる能力も重要視されています。

教育目標

西当別中学校は、「ここ西当別の大地で、高い知性・強い意志・健やかな体を求め、自らの進路を切り拓こう」という目標を掲げています。この目標は、知、徳、体の三つの側面から示されています。学習の規律や生活のマナー、他者との助け合い、最後まで物事をやり通す意志、そして元気な挨拶を通じて生徒の成長を促します。

学校方針

全教職員が公教育の使命感を持ち、学校教育目標の達成に向けて協力し合いながら努力しています。生徒の理解と信頼関係の強化を図り、自己実現を促す指導を行うことで、個々の成長を支援します。また、研究と実践を通じて教職員の専門性や人間性の向上にも取り組んでいます。

地域との連携も重視しており、保護者や地域社会の要望に耳を傾けながら、地域に根ざした教育を推進しています。

校章

校章は六角形で表現された雪の結晶をモチーフとしており、北海道の学校であることを象徴しています。周りには「西」と「当」の文字が配置され、中央には「中」の字が置かれ、西当別中学校を明確に示しています。

部活動

運動系の部活動には、野球部、男女のバスケットボール部、女子のバレーボール部、男女の卓球部、陸上部があります。文化系では美術部が活動しています。これらの活動を通じて、生徒たちは心豊かな成長を遂げています。

西当別中学校は、地域の中で愛される学校として、未来を担う子どもたちを育て続けることを目指しています。

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