彩都西駅

彩都西駅の概要

彩都西駅（さいとにしえき）は、大阪府茨木市彩都あさぎ一丁目に位置する大阪モノレール彩都線の終点の駅です。駅番号は54で、国際文化公園都市（彩都）の中心に設けられています。

駅の歴史

彩都西駅の歴史は、2004年に国際文化公園都市（彩都）の西部地区が開発を始めたことに始まります。それを受けて彩都線の延伸工事がスタートし、2005年には駅名が彩都西駅に決定されました。駅は2007年3月に開業し、その後、列車の安全性を高めるために可動式ホーム柵が2019年に導入されました。

駅の構造

彩都西駅は1面2線の島式ホームを持つ橋上駅で、他のモノレール駅同様に、橋上の改札口へのアクセスが容易です。開業当初は駅から西側の彩都やまぶきへのアクセスが限られていましたが、2008年に歩道橋の延長工事が行われ、2010年に通行が可能になりました。駅のデザインには、地名に由来したあさぎ色ややまぶき色が使われています。

この駅では、到着した列車は1番線での降車後、引上線で折り返します。そして、万博記念公園方面行きとして2番線に入る仕組みになっています。引上線の上を跨ぐ府道1号線は、大阪モノレールの特殊な構造の一つであり、一般道路が軌道を跨ぐ唯一の箇所として特徴があります。プラットホームは4両分の長さのみですが、将来的には延長が可能なように設計されています。

利用状況

2022年のデータによれば、彩都西駅の1日平均乗降人員は約9,646人で、大阪モノレールの18駅の中で10位に位置します。開業以来、利用者は徐々に増加しており、駅周辺の開発も影響しています。

駅周辺の施設

駅前にはロータリーが設置され、多くの便利な施設が点在しています。特に、国際文化公園都市内には、ショッピング施設であるガーデンモール彩都や、各種教育機関、医療機関が充実しており、地域住民にとって価値のあるエリアとなっています。また、近くには彩都西郵便局や銀行などもあり、日常生活に必要なサービスが揃っています。

さらに、周辺には教育機関として彩都西小学校や彩都西中学校、向陽台高等学校などもあります。公園や子供向けの施設も充実しているため、ファミリー層にとっても魅力的な地域です。

アクセス

彩都西駅は、公共交通アクセスも整っており、駅前には阪急バスが運行しています。これにより、地域内外へのアクセスが容易になっています。

彩都西駅は、その利便性と周辺の開発により、多くの人々に利用され続ける重要な駅であり、地域の発展にも寄与しています。

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