後藤友香里

後藤友香里：多才な才能で輝いたパフォーマー

後藤友香里は、1988年1月14日生まれ、東京都出身の女性声優、タレント、グラビアアイドル、歌手、ダンサー、そして新体操選手として、2005年から2017年まで幅広い分野で活動しました。特に、音楽グループAAAの初期メンバーであったことでも知られています。

新体操選手から芸能界へ

5歳から新体操を始めた後藤は、その才能を開花させ、中学生時代には新体操全日本ジュニア代表選手として全日本大会で優勝。さらに世界大会へも出場し、世界第4位という輝かしい成績を収めました。2000年代前半からはモデル事務所に所属し、ジュニアアイドルとしての活動を経て、エイベックス・アーティストアカデミーへ。2005年1月、AAAの追加オーディションに合格し、同年4月に正式加入を果たしました。

AAAでの活動と声優への挑戦

AAAでは、そのダンススキルとパフォーマンスでグループを牽引。2006年1月には、アニメ『LEMON ANGEL PROJECT』で声優デビューも果たし、川辺ユキ役を演じました。しかし、2007年5月に体調を崩し、AAA主演の舞台を降板。治療に専念するため、同年6月にAAAを脱退しました。

グラビアアイドル、そして声優としての再出発

2009年6月には、グラビアアイドルとして写真集とDVDを同時リリースし、新たな一面を見せました。その後、ニコニコ生放送やUstreamでの番組を担当するなど、活動の幅を広げました。2013年3月には、アミューズメントメディア総合学院声優タレント学科を卒業し、青二プロダクションに所属。本格的に声優としての活動を開始し、声優ユニット「Trefle」のメンバーとしても活躍しました。また、小野坂昌也、小林ゆうとの声優ユニット「EMERGENCY」を結成するなど、精力的な活動を展開しました。

引退とその後

2017年4月、後藤友香里は芸能活動を引退し、AMG MUSIC SCHOOLのトレーナーへと転身しました。引退とともに、自身のブログやTwitterアカウントも削除され、惜しまれつつも芸能界を去りました。

人柄とエピソード

新体操で培われた柔軟性を活かしたダンスパフォーマンスが特徴的でした。また、L'Arc〜en〜Cielの大ファンであり、ライブにも頻繁に足を運んでいました。AAAとL'Arc〜en〜Cielが紅白歌合戦に同時出場した際には、自身のTwitterで「これほどAAAを辞めて後悔したことはない」と書き込むほどでした。

座右の銘は「明日は明日の風が吹く」。

主な出演作品

テレビアニメ: LEMON ANGEL PROJECT（川辺ユキ）、カードファイト!! ヴァンガードGシリーズ、ONE PIECE、ドラえもん (テレビ朝日版第2期)など、多数の作品に出演。
劇場アニメ: クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃、好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜
* ゲーム: オトカ♥ドール、重装機兵レイノス、テイルズ オブ ゼスティリア

後藤友香里は、その多才な才能と努力で、様々な分野で輝かしい足跡を残しました。引退後も、後進の育成に力を注ぎ、新たな道を歩んでいます。

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