徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー

『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』番組詳細

『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』は、ニッポン放送で2010年7月3日から放送されている音楽バラエティ番組です。土曜日の早朝、演歌や歌謡曲をメインに、徳光和夫さんの軽妙なトークと様々なコーナーが織りなす、幅広い世代が楽しめる番組となっています。

番組の歴史とコンセプト

ニッポン放送では、土曜早朝の時間帯にアナウンサーが担当するバラエティ番組を放送していましたが、2010年下半期の番組改編で、早朝と朝の番組枠を統合。同局のヘビーリスナーでもある徳光和夫さんを起用し、シニア層を中心に幅広いリスナーをターゲットに番組がスタートしました。

番組のコンセプトは「笑いあり!涙あり!週末のオトナの遊び心をくすぐる実感ラジオ」。演歌や歌謡曲を軸に、リスナーの心に響く選曲と、徳光さんならではの温かい語り口が特徴です。徳光さんにとって、ニッポン放送で冠番組を持つのは初めての試みでした。

放送開始後、時間の変更や、他の番組との編成変更など、幾度かの変化がありました。2011年4月からは放送時間が30分短縮され、2012年10月には開始時間が30分繰り上がりました。2014年には、徳光さんの体力的負担軽減のため、午前中の放送枠を分離し、『八木亜希子 Cafeどようび』がスタート。それに伴い、当番組の放送時間も短縮されました。現在、2021年時点では、土曜日の5:00から7:40まで放送されています。

出演者

パーソナリティ:

徳光和夫（タレント、フリーアナウンサー）

アシスタント:

石川みゆき（フリーアナウンサー）

ニュースデスク:

* 佐藤哲也（フリーアナウンサー）

番組開始以来、徳光さんと石川さんは変わらぬ出演を続けています。ニュースデスクは、番組開始当初から数々のアナウンサーが担当してきました。

また、徳光さんの休暇時や病気療養時などは、様々なフリーアナウンサーが代理パーソナリティとして番組を進行しています。

過去には、多くのレギュラー出演者やリポーターが番組を盛り上げてきました。中には、プロ野球選手、風水建築デザイナー、プロゴルファー、声優など、様々な分野の著名人が名を連ねています。

コーナー

番組は、音楽とトークだけでなく、様々なコーナーも人気を博しています。長年にわたって放送されてきたコーナーや、時代に合わせて変化してきたコーナーなど、多様な内容が用意されています。

過去には、「それゆけ!栗奉行」、「聴いとく!ゴルフレッスン」、「あなたへの遺言〜葉書一枚のメッセージ〜」、「あの日、あの時」、「平成オヤジ川柳「対決!川柳島」→ホームラン川柳」、「日本全国うまいものとくモリ!」、「今週のグッド・ニュース」、「21世紀少年!オトナだって遊び隊」、「徳さんの新聞ひろい読み」、「週刊 徳スポ」、「徳さんのスポーツ人情噺」、「おもしろ交友録」、「ひろたみゆ紀の ぐるぐる人街めぐり」、「朝焼け!ほろり劇場」、「徳光和夫 とく得トーク」、「Dr.トキコのお早うクリニック」、「いきいきセカンドライフ」、「ザ・レジェンド 〜時代の挑戦者たち〜」、「明日へつながるメッセージ」、「万葉倶楽部グループプレゼンツ 徳さんの私だけの記念日」、「ショウアップナイターTODAY」、「お聞きのアナタが出場者!テレフォンのど自慢」などのコーナーがありました。

これらのコーナーは、リスナー参加型のものや、徳光さん自身の経験や知識を生かしたものが多く、リスナーとの距離の近さが感じられます。

特別番組とコラボレーション

番組は、年末年始の特別番組や、他局とのコラボレーション企画も実施しています。

例えば、「徳光和夫の今年もとくモリ! 初日の出放送局」のような、年始の特別番組や、「大竹まこと ゴールデンラジオ！」（文化放送）とのコラボレーション企画など、番組の枠を超えた取り組みも行われています。

番組の現在

『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』は、長年にわたって多くのリスナーに愛され続けている番組です。徳光和夫さんの温かい人柄と、選曲、そして多彩なコーナーが、週末の朝のひとときを豊かに彩っています。これからも、多くのリスナーに寄り添い、番組を盛り上げていくことでしょう。

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