徳島市消防局

徳島市消防局について

徳島市消防局（とくしまししょうぼうきょく）は、徳島県徳島市に位置し、この地域の消防業務を担当する機関です。消防局の管轄区域は徳島市全域にわたります。

概要

徳島市消防局の本部は、徳島市新蔵町1-88に所在し、面積は191.52平方キロメートルです。現在、職員は256名で構成されており、消防活動や救急業務にあたっています。消防局内には、消防署が2か所、分署が2か所、出張所が2か所存在し地域の多様なニーズに応じた体制が整えられています。

主な設備と機械

消防活動に必要な主力機械は以下の通りです。

• - 消防ポンプ自動車: 4台
• - 水槽付き消防ポンプ車: 5台
• - 予備車: 2台
• - はしご付消防自動車: 1台
• - 屈折はしご付消防自動車: 1台
• - 化学消防自動車: 1台
• - 大型水槽車: 2台
• - 救急自動車: 10台
• - 救助工作車: 2台
• - 支援車: 2台
• - 指揮車: 5台
• - 人員輸送車: 1台
• - 広報車: 4台
• - 資機材搬送車: 5台
• - その他: 24台

これらの機材は消防や救急業務を効果的に行うための必需品で、地域の安全を支えています。

沿革

徳島市消防局の歴史は1948年3月に遡ります。この年に自治体消防としてその活動を開始します。その後、1983年8月には名称を「徳島市消防本部」から「徳島市消防局」に改め、組織の重要性を再認識しました。

2009年には東消防署に高度救助隊を設置し、さらなる緊急対応能力を強化しました。2011年には東日本大震災の際、緊急消防援助隊を派遣し、災害対応の重要性が高まりました。2018年7月には、平成30年の大雨による災害を受けて、広島県に消防緊急援助隊を派遣し、地域の安全を守るために尽力しました。

組織体制

徳島市消防局は複数の部門で構成されています。具体的には、総務課、警防課、通信指令課、予防課などがあり、消防活動だけでなく、火災予防や災害時の通信指令など多岐にわたる業務を担当しています。

地域貢献と活動

徳島市消防局は、地域住民の安全を守るために多くの活動も行っています。火災予防の啓蒙活動や、救命講習、災害時の迅速な支援を行うことで、地域社会に貢献し続けています。日々の訓練と活動を通じて、より安全な社会の実現に向けて努力しています。

結論

徳島市消防局は地域に密着した消防活動を行い、様々な災害に備えて活動しています。これからも市民の安全を第一に考え、適切な対策を講じながら、地域の守り手としての役割を果たしていくことでしょう。

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