徳島県立富岡東高等学校羽ノ浦校

徳島県立富岡東高等学校羽ノ浦校

徳島県立富岡東高等学校羽ノ浦校（とくしまけんりつ とみおかひがしこうとうがっこう はのうらこう）は、徳島県阿南市羽ノ浦町中庄市にある公立の高等学校であり、富岡東高校の分校です。1948年3月31日に徳島県富岡第二高等学校羽ノ浦分校定時制としてスタートし、現在は徳島県内で唯一の全日制看護科を持つ学校として知られています。

学校の概要

この学校は看護師を目指す生徒を対象とした教育機関であり、看護師国家試験の受験を見据えたカリキュラムが組まれています。教育理念は、「自主」「協同」「研学」の3つであり、それを基にした充実した教育環境の中で学生たちは成長しています。1963年4月1日に全日制へと移行し、特に看護科はその後も重要な役割を果たし続けています。

設置学科及び課程

現在、主な設置学科として看護科があります。この看護科は、2002年に本校に設置され、2006年に羽ノ浦校に移転しました。また、看護科には専攻科もあり、3年間の学科を修了した後、さらに2年間の学びを通じて専門的な知識や技術を深めることができます。

過去には農業科や衛生看護科も存在していましたが、それらはすでに廃止され、現在は看護科に特化した教育が行われています。

校史と沿革

学校の歴史は1948年に遡ります。定時制として開校し、その後1963年に全日制に移行しました。さらに、看護科が設立されるなど、時代に合わせて進化し続けています。2007年には富岡東高等学校羽ノ浦分校から富岡東高等学校羽ノ浦校へと校名が変更され、現校名になりました。

校舎と施設

校舎は2006年8月に新たに建設され、近代的な教育環境が整えられました。また、体育館も2008年に新たに建設され、生徒たちが多様な活動を行える場所が提供されています。

部活動

本校では、様々な部活動が組織されています。運動部はバレーボール、ソフトテニス、バスケットボール、バドミントンの4つがあり、競技を通じて体力の向上とチームワークを高めることを目指しています。一方、文化部には茶華道、箏曲、JRC（青少年ボランティア活動）、看護研究、美術、書道、文芸、パソコン、写真といった9つの部活動が存在し、生徒たちの多様な興味や才能を伸ばす場となっています。

周辺環境

学校の周辺には、阿南市立羽ノ浦小学校や羽ノ浦支所、郵便局などのインフラが揃っており、地域に根付いた教育が行われています。また、国道55号や各種県道が通っており、アクセスも良好です。公共交通機関を利用する場合は、JR牟岐線の羽ノ浦駅から徒歩300mという立地です。

まとめ

徳島県立富岡東高等学校羽ノ浦校は、看護科を中心に質の高い教育を提供する学校です。看護師を目指す生徒にとって、充実した学びの場として機能しており、地域においても大きな役割を果たしています。

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