徳島県道36号日和佐上那賀線

徳島県道36号日和佐上那賀線の概要

徳島県道36号日和佐上那賀線は、徳島県海部郡美波町西河内から那賀郡那賀町小浜にかけての県道です。この道は主要地方道に位置しており、全長は43.741kmとなっています。道の起点は国道55号の交点で、終点は国道195号の交点です。地域の特性を反映した独特なルートで、多くの自然や風景を感じられる道でもあります。

路線の特徴

この道路のほとんどは狭い山道で形成されており、全線を通じて車両の通行に気を使う場所が多いのが特徴です。気候による影響もあり、大越峠周辺は特に落石が発生しやすい地域で、冬季には積雪のためにチェーン規制が施されることもあります。このため、軽快に走れる道というよりは、険しい道として知られています。

歴史

この道路は1972年3月10日に初めて徳島県道293号小浜日和佐線として認定され、その後1982年に現在の名称である徳島県道36号日和佐上那賀線として再認定されました。1993年には建設省から主要地方道に再指定され、さらに重要な交通路としての役割を果たすようになりました。

路線状況

徳島県道36号日和佐上那賀線には、重複区間として徳島県道308号古屋日浦線と交わる部分があります。この道路は美波町と那賀町の境を結ぶ役割を果たしており、周辺の交通流には一定の影響を与えています。特に、観光や自然を楽しむための移動手段としても利用されています。

地理的特性

この道が通過する自治体は、美波町と那賀町の2つです。美波町は自然豊かな地域で、特に海岸線の景色が美しいことで知られています。一方、那賀町は山の中に広がる美しい自然環境が魅力です。両町を結ぶこの道路を通ることで、訪れる人々は徳島の自然の素晴らしさを実感することができます。

まとめ

徳島県道36号日和佐上那賀線は、険道としての側面を持ちながらも、地域の特性を生かした魅力的な道路です。訪問者は自然の美しさと、地元の文化に触れることができる貴重なルートです。ただし、通行する際は安全運転を心がけ、特に悪天候時の走行には十分注意を払う必要があります。

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