徳島駅前再開発ビルアミコビル

徳島駅前再開発ビルアミコビル

徳島市の中心、徳島駅前に位置するアミコビルは、地域の重要な商業施設として多くの人々に利用されています。「アミコ」の愛称で親しまれるこのビルは、1983年に開業し、以来数十年にわたり徳島の買い物客を魅了してきました。東館と西館から構成されるこのビルは、元町商店街にも近く、非常に利便性の高い立地としても知られています。

ビルの歴史と発展

アミコビルは、開業当時は東館に「そごう徳島店」、西館に専門店街や徳島東急インが開業しました。そごうの開業により、徳島駅周辺の買い物スタイルは大きく変わり、他の地元百貨店は徐々にその役割を終えることとなりました。しかし、1998年に明石海峡大橋が開通し、さらに多くの大型店舗が郊外に開店した影響で、そごう徳島店の客足は減少し、2020年には閉店に至りました。これを受けて一部の店舗は跡地に残り、アミコ東館として新たに営業を開始しました。

その後、2021年に高松三越のサテライトショップが開店し、2022年には「三越徳島」としてグランドオープンを果たしました。これにより、アミコビルはさらなる賑わいを見せています。さらに、青少年センターも新たに入居し、各世代が利用できる多様な施設としての役割を担っています。

アミコビルの施設

アミコビルは、下層階での一体化と3階以上での連絡通路によって、効率的な回遊性を提供します。西館には、スマイルホテル徳島をはじめ、図書館、消費生活センターなどが入居しており、利便性の高い施設が集約されています。また、地下1階から地上2階までのアミコ専門店街には、様々なショップが並び、買い物客にとって魅力的なスポットとなっています。

東館の旧そごう部分には、三越徳島、徳島ロフト、無印良品、紀伊國屋書店などがあり、さまざまなニーズに応える店舗が揃っています。特に、ペデストリアンデッキが2階にあり、徳島駅や周辺の観光スポットへアクセスしやすいのも、このビルの魅力です。さらに、地下駐車場も完備されており、公共交通機関を利用する方々にも、乗降がしやすい設計になっています。

立地とアクセス

アミコビルの立地は、徳島市の中心部であり、交通の便も良好です。市バスの元町停留所や徳島駅前停留所からも徒歩1分の距離にあり、JR徳島駅からは徒歩2分と、アクセスしやすい環境が整っています。この便利な立地は、観光客や地元の人々にとって大きな利点となっています。さらに、周辺には藍場浜公園や名店街があり、ショッピングだけでなく、散策を楽しむこともできます。

まとめ

徳島駅前再開発ビルアミコビルは、地域の商業の中心的存在として、大きな役割を果たしています。近年の再開発を経て新たな魅力を持ち、訪れる人々に多彩な体験を提供しています。今後も、このビルが徳島の活性化に寄与し続けることが期待されています。

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