志摩市阿児アリーナ

志摩市阿児アリーナ

志摩市阿児アリーナ（しましあごアリーナ）は、三重県志摩市に位置する多目的ホールです。地元では親しみをこめて「阿児アリーナ」と呼ばれています。この施設は、鳥羽志摩エリアの中でも最も充実した設備を誇り、ホールとしての利用だけでなく、体育館としても使用されることから、地域活動やイベントの中心地となっています。

また、阿児アリーナは志摩市立図書館や阿児ふるさと公園に隣接しており、訪れる人々にとって便利な立地にあります。

概要

志摩市阿児アリーナは、旧阿児町が「阿児文化公園事業計画」に基づいて建設した象徴的な施設です。この施設は、研修や文化の活動を支えるための多目的体育館として位置づけられています。 開館時間は午前9時から午後9時30分までで、毎週火曜日は休館日（祝日の場合は翌日）となっています。年末年始も休館です。

施設の建築面積は約4,785平方メートルで、様々なイベントに対応できるよう設計されています。

施設内容

オーシャンホール

オーシャンホールは阿児アリーナのメインホールであり、床面積は1,009.2平方メートルです。このホールは1,700人の収容が可能で、2階には468席の固定席があります。また、バスケットボール、フットサル、バレーボール、バドミントン、卓球など多様なスポーツが行える設備も整っています。さらに、放送機器や舞台、照明、更衣室も完備されており、様々なイベントに利用されています。

ベイホール

ベイホールはサブホールとして位置づけられており、363.02平方メートルの床面積を持ち、最大で512人を収容できます。すべての席は電動収納式で、快適な観覧環境を提供します。こちらも放送設備や照明が設置されています。

市民活動支援センター『あすぱ〜る』

あすぱ〜るは、志摩市の「市民主体のまちづくり」を促進するために設けられたセンターです。この名称は公募で決定され、「あす」は明日（未来）を示し、「ぱ〜る」は志摩市の特産品である真珠にちなんでいます。

沿革

このアリーナは1991年に完成し、以来数々のイベントが行われてきました。2006年には自然公園大会のオープニングセレモニーが開催され、2011年には伊勢志摩ツーデーウオークのメイン会場として利用されました。2017年からの大規模改修工事を経て、さらに利用しやすい環境が提供されています。近年では、地域のアイドルグループのコンサートや、卓球大会、消防出初式など、多岐にわたるイベントが定期開催されています。

交通アクセス

阿児アリーナへのアクセスは非常に便利です。近鉄志摩線の鵜方駅から徒歩約20分、また三重交通バスの阿児アリーナバス停からもすぐの距離にあります。国道167号の阿児文化公園前交差点からも約300メートルです。また、施設内には210台の車両を収容できる駐車場があります。

周辺施設

阿児アリーナの周辺には志摩市立図書館や志摩市立文岡中学校、さらには阿児ショッピングセンターといった便利な施設が点在し、地域の生活をサポートしています。これらの環境が相まって、阿児アリーナは地域の文化活動やスポーツイベントの中心となっているのです。

このように志摩市阿児アリーナは、地域の皆さんにとって欠かせない存在であり、多くの人々の交流や学びの場として大いに活用されています。

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