志賀山

志賀山（しがやま）

長野県下高井郡山ノ内町にそびえる志賀山は、標高2,037mの火山です。志賀高原を構成する山々の中でも特に有名な山の一つで、その美しい山容は多くの登山者や観光客を魅了しています。

2つの山頂

国土地理院の地図では、志賀山の位置に標高2,035.7mの峰と2,037mの峰の2つが記載されています。山ノ内町の案内図などでは、西側の峰（標高2,035m）を「志賀山」とし、東側の峰（標高2,037m）を「裏志賀山」と区別しています。登山ルートによっては、両方の山頂を踏破することも可能です。

周辺の自然

志賀山の周辺には、豊かな自然が広がっています。特に有名なのは、四十八池湿原と呼ばれる高層湿原です。また、大沼池や渋池など、美しい湖沼も点在しており、これらの池を巡るハイキングも人気があります。紅葉の季節は9月下旬から10月上旬で、山全体が赤や黄色に染まり、息をのむような美しさです。

登山ルート

主な登山ルートとしては、ほたる温泉バス停（硯川）から志賀山山頂を経由し、大沼池入口（清水口）まで続く全長12.6kmの「志賀山登山コース」が整備されています。このコースは比較的歩きやすく、多くの登山者に利用されています。裏志賀山へは、志賀山山頂から大沼池方面へのルートの途中から分岐し、徒歩約5分で到着します。

近隣の山々

志賀山の周辺には、以下のような山々も存在します。

鉢山
横手山
寺子屋山
東館山

これらの山々も、それぞれ個性的な景観を持っており、志賀高原の魅力をさらに深めています。

登山時の注意点

志賀山は標高が高いため、天候が変わりやすいです。登山をする際は、事前に天気予報を確認し、十分な装備を整えるようにしましょう。また、登山道は整備されていますが、滑りやすい箇所もあるため、注意して歩くようにしましょう。特に紅葉シーズンは多くの登山者が訪れるため、混雑も予想されます。時間に余裕を持った計画を立てることが大切です。

関連情報

関連項目:
志賀高原
志賀高原スキー場
外部リンク:
志賀高原観光協会
国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名：岩菅山 （南西）

もう一度検索