怪奇十三夜

『怪奇十三夜』は、1971年7月4日から9月26日まで、日本テレビ系列で毎週日曜夜9時30分から10時26分に放送された時代劇テレビ映画です。全13話で構成され、夏のワンクールに怪談を連続ドラマ化する形式で、当時多くの類似番組が制作されました。しかし、『怪奇十三夜』は、他の作品と比較してオリジナルの比率が高く、時代劇番組としては珍しく、定番の「牡丹灯籠」や「四谷怪談」といった演目を扱わなかった点が特徴です。

作品の現状

長年にわたり、全13話のうち第7話「怪談悲恋の舞扇」がビデオグラム化されていません。しかし、CS放送では放映されることがあります。2007年には、エムスリイエンタテイメントから第7話を除く全12話がDVD-BOX（単品版も存在）として発売されました。2021年8月には、ベストフィールドからBlu-ray BOXが発売されましたが、この際も第7話の収録は見送られています。さらに、2022年5月からはYouTubeのフィルドラチャンネルで配信が開始されましたが、やはり第7話は配信されていません。

スタッフ

プロデューサー: 野末和夫、新藤晃（NTV）
殺陣: 尾型伸之介
音楽: 牧野由多可
選曲: 山川繁
制作協力: 日活芸能
製作著作: ユニオン映画

このように、『怪奇十三夜』は、一部のエピソードが欠落した状態ではあるものの、時代劇怪談ドラマとして一定の評価を得ており、現在でもその一部を視聴することが可能です。幻の第7話の収録が待たれる状況です。

外部リンク

* フィルドラチャンネル

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