怪物ランド (お笑い)

怪物ランドについて

怪物ランド（かいぶつランド）は、日本のコントユニットで、1983年1月に結成されました。メンバーは平光琢也、赤星昇一郎、郷田ほづみの3人で、それぞれが異なる個性を持つことで知られています。お笑いの舞台に於いて、そのユニークなキャラクターたちが織り成すコントは、視聴者に愛され続けています。

メンバー紹介

平光琢也（ひらみつ たくや）

1955年1月13日生まれで、岐阜県出身。彼は小柄な体型を活かし、主に子供や女性の役を担当することが多いです。また、コントの脚本も手がけ、ユニット内での重要な役割を果たしています。

赤星昇一郎（あかぼし しょういちろう）

1955年11月25日生まれ、熊本県出身。彼は口ひげを生やし、スキンヘッドの風貌から、強面キャラクターや人以外の役が得意です。ボケ担当としてその鋭いセンスを発揮し、特に「子泣き爺」の役で人気を博しました。

郷田ほづみ（ごうだ ほづみ）

1957年8月22日生まれで、東京都練馬区出身。イケメンキャラで多様な役をこなす彼は、怪物ランドにおける魅力的な存在です。二枚目役からおばさん役まで幅広い演技を得意としています。

来歴

怪物ランドの起源は、平光が主催していた劇団「魔天楼」が1982年に解散したことにさかのぼります。その後、一部のメンバーが集まりコントユニットを結成しました。その最初の活動は、六本木のショーパブ「バナナパワー」でのものでした。当初は、コント活動はアルバイト扱いでしたが、後に日本テレビのオーディション番組『お笑いスター誕生!!』に参加することになります。試行錯誤の結果、彼らは10週連続で合格し、見事グランプリを受賞しました。

グランプリ後は、田辺エージェンシーに所属し、深夜のテレビ番組『ウソップランド』を1983年から放送開始。ここで彼らは多くのファンを獲得し、さらにその知名度を上げていきました。1988年からは活動の場を舞台へと移し、プロデュース公演などに力を注ぎます。その後、3人それぞれが独立し、俳優や声優など各自のキャリアを築くことになります。

エピソード

怪物ランドは、コント活動にとどまらず、音楽活動にも挑戦しました。『アラマッチャン・パーソンズ・プロジェクト』という名のバンド活動を行い、楽曲をファンクラブで販売したりもしています。また、平光と郷田は『ウルトラマンティガ』に客演したことがあり、赤星は別の回に登場するなど、さまざまな形でメディアに登場しました。さらに、『HUNTER×HUNTER』では平光が音響監督としても名を連ね、久しぶりに三人が揃うシーンが放送され、多くのファンに喜ばれました。

主な出演作品

テレビ

• - お笑いスター誕生!!（1983年）
• - ウソップランド（1983 - 86年）
• - ウルトラマンティガ（1996年）
• - HUNTER×HUNTER 第33話（2000年）

映画

• - ドン松五郎の大冒険（1987年、東宝）

舞台

• - WATER（1989年）
• - SEXSOPHY（1991年）

不定期で再結成されることもある怪物ランドですが、現在は各自の活動に専念しています。それぞれのメンバーが持つ多彩な才能で、今後も様々なフィールドでの活躍が期待されています。

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