恋々!!ときめき倶楽部

Boy Meets Girl 恋々!!ときめき倶楽部

『Boy Meets Girl 恋々!!ときめき倶楽部』は、1988年10月9日から1989年3月26日まで、日本テレビを中心に放送された人気の恋愛バラエティ番組です。この番組は、毎週日曜日の昼12:00から1時間の枠で放送され、多くの視聴者を惹きつけました。

番組のテーマと形式

本番組は、視聴者参加型の恋愛バラエティとして、男女の愛の物語を描いていました。メイン司会を務めたのは、渡辺徹と鳥越マリの二人です。また、当時大阪を拠点に活動していたダウンタウンも補助的な役割で参加しており、彼らの東京進出のための初のレギュラー番組として位置づけられています。

ダウンタウンの浜田雅功が、番組の進行役として、一般参加者に対して突っ込みや鋭い質問を投げかけたり、渡辺のヒット曲『約束』をセリフのように口にしたりと、その存在感を発揮していました。番組のフォーマット自体は、特にゲーム要素を含まないシンプルなものでしたが、それが逆に視聴者の興味をそそる結果となりました。

エピソード内容

主要な流れとしては、番組の最後にその回の女性出演者がビデオレターを通じて自身のプロフィールを紹介し、視聴者からのラブレターを募集します。出演したい男性たちは、視聴者宛に恋文を送り、締め切り後、募集したラブレターの中から、女性が興味を持った5〜7名を選びます。

選ばれた男性は女性と共に集団トーク及び個別トークを敢行し、ここで特定の脱落者が出ることはなく、最終的には全員が告白の機会を得ることができました。この告白タイムの後、女性は交際したい男性を一人選別し、スタジオの照明が暗くなる演出の中で、その名前を呼び上げます。ただし、女性が誰も選ばなかったり、お断りすることは許されず、必ず一人の男性を指名しなければなりませんでした。これが視聴者にとって緊張感ある瞬間となり、また一つの魅力となっていました。

制作背景と影響

スタジオ収録のみで構成され、ロケ企画は行われなかったため、内容が生となって伝えられました。放送期間が秋から春にかけてだったため、水着をフィーチャーした企画はありませんでしたが、緊張感漂う中での恋愛模様は多くの視聴者の心をつかみました。番組制作の際には、後に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』を制作するスタッフも関わっており、後のテレビ番組制作にも影響を与えました。

エンディングテーマ

エンディングテーマには、THE BLUE HEARTS|THE_BLUE_HEARTSの『風船爆弾』が採用され、番組の雰囲気にぴったりと合った選曲がされていました。

放送局

日本テレビを中心に、KBS京都、サンテレビ、日本海テレビ、熊本県民テレビといったネット局でも放送され、全国的に視聴可能でした。このように、『Boy Meets Girl 恋々!!ときめき倶楽部』は、日本の恋愛バラエティ番組の草分け的存在として、今なお多くのファンに愛されています。

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