静岡県伊豆市に位置する恋人
岬は、美しい景観とロマンチックな伝説で知られる人気の観光スポットです。その名の通り、恋人たちが愛を確かめ合う場所として、多くの人々が訪れます。
恋人岬の由来
恋人
岬の始まりは、男女が互いに鐘を鳴らし愛を確かめ合ったという民話が残る廻り崎に由来します。
1983年、旧
土肥町がこの地に「恋人
岬」と名付けたことがきっかけで、観光地として発展しました。
愛の鐘
恋人
岬のシンボルとも言えるのが「ラブコールベル(愛の鐘)」です。この鐘を3回鳴らすと恋愛が成就すると言われ、訪れる恋人たちが願いを込めて鐘を鳴らします。また、「幸せの鐘」と呼ばれる金の鐘も設置されており、こちらも鳴らすことで愛が叶う、または幸せになれると言われています。
この金の鐘は、伊豆の恋人
岬がグアムの恋人
岬と提携を結んだ際に贈られたものです。グアムの恋人
岬にも、伊豆から贈られた銀の鐘があり、同様の言い伝えがあります。伊豆とグアム、二つの
岬の鐘を愛し合う二人が鳴らすと、最高の幸せが訪れるとされています。
グアムの恋人岬
グアムの恋人
岬は、
タモン湾の北端に位置し、グアムで最も有名な景勝地の一つです。チャモロ族の悲恋伝説をモチーフにした男女の像が立っており、永遠の愛を誓う場所として知られています。
日本各地の恋人岬
日本には伊豆以外にも恋人
岬と呼ばれる場所がいくつか存在します。
新潟県柏崎市:日本海フィッシャーマンズケープ恋人岬
米山福浦八景県立自然公園内に位置し、日本海を望む絶景が楽しめます。愛の鐘や愛の鍵をかける柵が設置され、カップルに人気のスポットです。佐渡情話を元にした悲恋伝説がありますが、実際の舞台は近隣の番神岬です。
和歌山県すさみ町:恋人岬
すさみ八景や和歌山朝日夕陽百選に選ばれる景勝地で、夫婦波や合掌波と呼ばれる奇観が見られます。展望台周辺には
ブーゲンビリアが咲き乱れ、南国ムードを満喫できます。
恋人
岬は、それぞれの土地の歴史や文化、美しい景観が融合した、ロマンチックな場所です。愛を誓う二人はもちろん、美しい景色を楽しみたい方にもおすすめのスポットです。