恵谷正雄
恵谷正雄(えや まさお)は、日本の
柔道家であり、現役時代は86kg級の選手として活躍しました。
人物
近代福山高校から
大東文化大学へと進学した恵谷は、早くからその才能を発揮しました。
1972年には、世界学生
柔道選手権の軽重量級と団体戦で、見事優勝を果たしました。大学卒業後は、神奈川県警察に所属し、
柔道家としてのキャリアを積んでいきます。
1979年の講道館杯では、決勝で
北海道警察の高橋政男選手に惜しくも敗れ、2位という結果に終わりました。しかし、翌
1980年の講道館杯では、前年の雪辱を晴らし、高橋選手を破って見事優勝を飾りました。さらに、同年の選抜体重別選手権でも優勝を果たし、その実力を改めて証明しました。この活躍により、モスクワオリンピックの代表に選出されましたが、日本のボイコットにより、幻の代表選手となってしまいました。
1981年の講道館杯では再び2位となり、選抜体重別選手権でも
埼玉大学教員の
野瀬清喜選手に敗れて2位に終わったため、世界選手権代表の座を逃しました。しかし、同年のアジア選手権では、見事優勝を果たし、国際舞台での存在感を示しました。
主な戦績
1972年 - 世界学生 軽重量級 優勝
1972年 - 世界学生 団体戦 優勝
1978年 - ハンガリー国際 2位
1979年 - ソ連国際 2位
1979年 - 講道館杯 2位
1979年 - 選抜体重別 3位
1980年 - 講道館杯 優勝
1980年 - 選抜体重別 優勝
1981年 - 講道館杯 2位
1981年 - 選抜体重別 2位
1981年 - フランス国際 3位
1981年 - アジア選手権 優勝
外部リンク
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恵谷正雄 - JudoInside.com のプロフィール(英語)