恵那市立上矢作中学校

恵那市立上矢作中学校について

恵那市立上矢作中学校は、岐阜県恵那市上矢作町漆原に所在する公立の中学校です。この学校は地域の伝統と教育の融合を重んじ、地域の子どもたちに質の高い教育を提供しています。

沿革

学校の歴史は1966年（昭和41年）にさかのぼります。この年、学校統合調査研究会が設立され、上矢作町立上中学校と下矢作町立下原田中学校の統合について検討が始まりました。しかし、1974年頃の統合決定は住民からの反対もあり、実現には至りませんでした。その後、1986年（昭和61年）には統合問題特別委員会が設置され、再び統合に向けた話し合いが行われました。

1988年（昭和63年）には、統合中学校の建設予定地が上矢作町漆原に決まり、着工が開始されました。そして、1989年（平成元年）4月1日に上中学校と下原田中学校が統合し、上矢作町立上矢作中学校として新たに開校を迎えます。開校式は同年の5月に行われ、地域の期待を背負ってスタートしました。

さらに、2004年（平成16年）10月25日には恵那市と周辺の町村が合併し、新たな恵那市が誕生することになります。同時に学校名も恵那市立上矢作中学校へと改称されました。

校区

恵那市立上矢作中学校の学区には、恵那市立上矢作小学校があり、上矢作地域全域を校区として位置づけています。このように、小学校から中学校へとスムーズに進学できる環境が整えられ、地域の教育の充実が図られています。

中学校再編計画

近年、恵那市南部では中学校再編計画が進められています。具体的には、2004年に合併した岩村、山岡、明智、上矢作、串原の各地区にある中学校（岩邑中学校、山岡中学校、明智中学校、上矢作中学校、串原中学校）が統合され、恵那市立恵那南中学校として新たに開校される計画が立てられています。この統合に際しては、山岡中学校の校舎を改築し、2026年度の開校を目指しています。

まとめ

恵那市立上矢作中学校は、地域の歴史を大切にし、新しい教育環境を整えるための取り組みを続けています。地域社会の支持を受けながら、次世代を担う子どもたちの成長を促す教育機関として、その役割を果たしています。これからも上矢作中学校は地域の教育の中心として存在し続けることでしょう。

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