悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲

『悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲』（1990年）は、ホラー映画の金字塔『悪魔のいけにえ』シリーズの第三作目です。トビー・フーパーからジェフ・バーへと監督が交代し、新たな恐怖が展開されます。

ストーリー

カリフォルニアからフロリダへ旅行中のミシェルとライアンは、テキサスのガソリンスタンドに立ち寄ります。しかし、そこは人食い一家ソーヤー家の住処でした。突如、人皮マスクを被りチェーンソーを振り回すレザーフェイスとそのファミリーが現れ、ライアンは無残にも殺されてしまいます。ミシェルの悲鳴を聞きつけたベニーと共に、レザーフェイス・ファミリーとの壮絶なサバイバルが幕を開けます。

キャスト

ミシェル：ケイト・ホッジ
ライアン：ウィリアム・バトラー
ベニー：ケン・フォリー
レザーフェイス：R.A.ミハイロフ
テックス・ソーヤー：ヴィゴ・モーテンセン

スタッフ

監督：ジェフ・バー
製作：ロバート・カーツマン
脚本：デビット・J・スコウ

作品解説

本作は、前2作の設定を踏襲しつつも、家族構成を一新しています。レザーフェイスが「のこぎりは家族なり」と刻まれたチェーンソーを手に戦う姿や、冒頭で人皮マスクを制作するシーンは印象的です。また、本編とはあまり関係のない、レザーフェイスが泉から女神の手によってチェーンソーを受け取るという印象的な予告編も話題となりました。

映画『フレディvsジェイソン』では、精神病院に設置されたテレビに本作のクライマックスシーンが映し出されています。この時のレザーフェイスを演じたのは、『13日の金曜日 PART7 新しい恐怖』から『ジェイソンX』までジェイソン役を務めたケイン・ホッダーです。ホッダーは本作でスタントコーディネーターを務める傍ら、本物のチェーンソーを使用する危険なシーンや、クライマックスシーンのレザーフェイスを演じています。

DVD

2008年5月9日にキングレコードからDVDが発売されました。

『悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲』は、シリーズの新たな展開を試み、過激な描写と予測不能なストーリーで観客を魅了する作品です。レザーフェイスの狂気、新たな家族構成、そしてスリリングなサバイバル劇は、ホラー映画ファン必見です。

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