情報プレゼンター とくダネ!

情報プレゼンター とくダネ!

『情報プレゼンター とくダネ!』（じょうほうプレゼンター とくダネ!）は、1999年4月1日から2021年3月26日まで放送された、フジテレビ系列の平日朝ワイドショーです。この番組は、元テレビ東京のアナウンサー小倉智昭が総合司会を務め、全5646回の放送回数を誇り、視聴者に広く親しまれました。

番組の概要と歴史

番組は、約17年間放送された『おはよう!ナイスデイ』の後継としてスタートしました。この放送開始にあたり、小倉は学生時代からの夢が叶ったことを喜びました。『とくダネ!』のモットーは「事件、事故に芸能も!全部まとめて 情報プレゼンショー」であり、社会問題から芸能ニュースまで幅広いテーマをカバーしました。

放送形式

『とくダネ!』は、平日朝の8:00から9:50まで生放送され、かつては9:55まで放送されていました。前番組『めざましテレビ』からCMなしで直接つながる形式が特徴です。また、スポーツ情報も豊富に取り上げることが多かったのも特徴の一つです。

主な出演者

シンボリックな存在の小倉に加え、サブ司会には山崎夕貴や立本信吾、気象予報士の天達武史が参加し、多様なコメンテーターが毎日ゲストとして登場しました。これにより、様々な知見を提供する場となり、視聴者との対話の場も作り出しました。

番組の変更と進化

番組開始以降、内容やコーナーは随時変更され、時には特番も組まれるなど、視聴率の向上が図られました。特に年末には総集編が放送され、人気コーナーが再編されることもありました。

2011年には放送回数が3000回に達し、特別企画も盛り込まれたことで注目が浴びました。2018年には放送回数が5000回を突破し、歴史的な瞬間を迎えました。

しかし、視聴率は時に波があり、特に日本テレビの『スッキリ!!』やテレビ朝日の『モーニングショー』との競争が影響しました。2020年以降は特に視聴数の減少が問題視され、番組の継続が難しくなりました。

プログラムの終了

2020年7月に『週刊文春』が報じたところによると、番組は2021年3月に終了することが決定されました。小倉自身は当初、東京オリンピックまでの継続を希望していましたが、新型コロナウイルスの影響も考慮され、この決定に至りました。2021年1月には公式に終了が発表されました。

最終回では、視聴者への感謝を述べた小倉が感慨深い表情を見せた場面や出演者たちとの名場面を振り返る企画が展開され、長きにわたる歴史の幕が閉じられました。

後継番組

番組終了の後、俳優の谷原章介とフジテレビの永島優美が司会となる新情報番組『めざまし8』が始まり、視聴者との心のつながりを引き継いでいくことになりました。これにより、視聴者は新たな情報提供の形を楽しむことができるようになりました。

『情報プレゼンター とくダネ!』は、時代と共に進化し続け、視聴者にとっての朝の顔として、長年にわたり親しまれた存在でした。

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