情報
通信国際戦略局(Global ICT Strategy Bureau)は、かつて日本の
総務省に設置されていた
内部部局の一つです。
2008年7月4日に、それまで存在した
情報[[通信政策局]]と総合
通信基盤局国際部の機能を統合・改組する形で誕生しました。この局は、情報
通信分野における国際的な戦略の策定や推進を主な任務としていました。
沿革
情報
通信国際戦略局の設置は、グローバル化が加速する中で、情報
通信技術(ICT)分野における国際的な連携や戦略が不可欠になった背景があります。
2008年の設立当初から、国際的な情報
通信政策の動向を把握し、日本の情報
通信産業の国際競争力を高めるための政策立案に取り組んできました。
しかし、情報
通信を取り巻く環境は常に変化しており、より効率的かつ効果的な政策推進体制を構築する必要が生じてきました。そのため、
2017年9月1日には、情報
通信国際戦略局は廃止され、新たに
国際戦略局が設置されました。この改組に伴い、情報
通信政策課は
情報流通行政局に移管され、組織体制の見直しが図られました。
組織
廃止時の情報
通信国際戦略局は、局長をトップとする以下の組織構成でした。
局長
次長
参事官(3人)
国際戦略企画官(2人)
融合戦略企画官(1人)
情報
通信政策課
管理室
情報
通信経済室
調査官(1人)
技術政策課
研究推進室
企画官(1人)
国際共同研究企画官(1人)
技術企画調整官(1人)
イノベーション推進官(1人)
通信規格課
企画官(1人)
標準化推進官(1人)
宇宙通信政策課
宇宙
通信調査室
衛星開発推進官(1人)
国際政策課
国際広報官(1人)
国際経済課
多国間経済室
企画官(1人)
国際協力課
国際展開支援室
* 国際協力調査官(1人)
この組織構成から、情報
通信国際戦略局が、情報
通信政策、技術開発、国際標準化、宇宙
通信、国際経済協力といった幅広い分野をカバーしていたことがわかります。各課や室は、それぞれの専門分野において、日本の情報
通信戦略を推進するための具体的な政策立案や調査研究を行っていました。
歴代局長
(注:歴代局長の情報は提供されていません。)
脚注
(注:脚注は提供されていません。)
情報
通信国際戦略局は、短期間ではありましたが、日本の情報
通信分野の国際戦略において重要な役割を果たしました。その活動は、現在の
国際戦略局に引き継がれ、日本の情報
通信産業の発展と国際的なプレゼンスの向上に貢献しています。