惠百福

アルバム『惠百福』の魅力

『惠百福』は、シンガーソングライターさだまさしが2017年9月6日にリリースした、彼のソロとしては40枚目、グレープ時代を含めれば通算44枚目となるオリジナルアルバムです。この作品は、前作の『風の軌跡』から約2年2ヶ月のブランクを経て発表され、彼の音楽活動の新たな章を切り開くものとなりました。

アルバムタイトルの由来

アルバム名の『惠百福』は、古代の文献に記された「百福」という、多様な幸せを意味する言葉に「惠」という漢字を加えた造語です。これはさだ自身の思いを反映したもので、公式サイトでも「さまざまな幸せの形を描いたアルバム」として紹介されています。「惠」という字は、心温まるメッセージを表現するものとなっており、リスナーに幸せをもたらす意図が込められています。

アルバムの魅力とジャケット

当アルバムのジャケットは、さだまさしが中学時代からの親友であるおぐらひろかずが手がけたもので、彼の作品には友情と温かみが表れています。ジャケットアートはアルバムのテーマを視覚的にも表現しており、聴く者に深く響くものとなっています。

収録曲一覧

『惠百福』には以下の曲が収録されています。各曲はそれぞれ異なるストーリーや感情を持ち、さだまさしの多彩な音楽性を感じさせます。

• - 約束の町
• - つばめよつばめ

- この曲は、さだまさしが名誉会員として応援する「東京ヤクルトスワローズ」のために書き下ろされました。

• - ガラパゴス携帯電話の歌
• - GENAH!
• - 詩島唄

- 詩島は長崎県にある無人島で、さだが1979年に買い取った場所です。従来は寺島と呼ばれていましたが、1995年に現在の名前になりました。

• - たくさんのしあわせ

- 今作のタイトル曲で、この曲もひらがなで表現されています。

• - 秋蘭香
• - 避難所の少年
• - いにしへ
• - 潮騒

それぞれの楽曲は、さだまさしの深い歌詞とメロディーによって、聴く者に感動を与えることでしょう。

まとめ

『惠百福』は、さだまさしの音楽的な成長を示す作品であり、聴く人々に多様な幸せを届けることを目的としています。彼の経験や思いがたくさん詰まったこのアルバムは、ファンのみならず新しいリスナーにもぜひ手に取ってほしい一枚です。

もう一度検索