惣領智子

惣領智子：音楽の道を歩み続ける歌手・作詞家・作曲家

惣領智子（そうりょう ともこ）は、1952年9月17日、東京都渋谷区に生まれました。彼女は、歌手、作詞家、そして作曲家として、長きにわたり日本の音楽シーンで活躍しています。

学生時代から音楽活動へ

惣領は、国立音楽大学在学中の1971年、後に夫となる惣領泰則が結成したバンド、ブラウン・ライス（Brown Rice）に加入しました。当時の彼女は吉原智子という名前で活動していました。ブラウン・ライスは、翌年からアメリカ合衆国に拠点を移し、1975年に解散するまで、海を越えて音楽活動を展開しました。

ソロ活動とTinna結成

ブラウン・ライスの解散後、吉原は惣領泰則と結婚し、惣領姓となりました。その後、日本でソロ活動を開始し、『終わりのない歌』などのヒット曲を世に送り出しました。1979年2月には、ブラウン・ライス時代のメンバーであった日系アメリカ人の高橋真理子と共に、女性デュオTinnaを結成。夫である惣領泰則のプロデュースのもと、数々のスマッシュヒットを記録しました。

沖縄への移住と新たな人生

1991年、惣領智子は歌手の阿部敏郎と再婚し、2002年には沖縄県に移住しました。興味深いことに、元夫である惣領泰則も1997年にヴォーカルスクール（Jim Rock Label & vocal Labo）を設立し、2003年に沖縄に移転。音楽事務所 Jim Rock Label を開設しています。

ディスコグラフィー

惣領智子は、数多くのシングルとアルバムをリリースしています。以下に代表的な作品をいくつか紹介します。

シングル

雨の中で／やさしく愛して（1976年）
11時のサンバ／あじさいの花（1977年）
きらめいた日々／I Say Who（1977年）
終わりのない歌／出来る事はひとつ（1978年）
City Lights by the Moonlight／信号機
愛されて海へ／MY LITTLE GIRL（1981年）
胸の熱い日／河は流れる
翼／ベスとポリアンナ
TWO IN THE WIND(English Version)／TWO IN THE WIND(Japanese Version)※井上鑑とのデュエット曲
うれしいね、サッちゃん。／サッちゃんをよぼう。
花／かごめ

アルバム

やさしく愛して（1976年）
City Lights by the Moonlight（1977年）
TOMOKO NOW AND THEN（1978年）
IT'S ABOUT TIME（1980年）
momentary（1989年）
RCA Years (2017年)

関連人物

惣領泰則：元夫であり、音楽プロデューサー。
Tinna：高橋真理子との女性デュオ。

外部リンク

公式サイト
* 惣領智子の母家

惣領智子は、その音楽人生において、様々な変化を経験しながらも、常に音楽への情熱を持ち続けています。ソロ、デュオ、そして沖縄での新たな生活と、彼女の音楽の旅はこれからも続いていくことでしょう。

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