愛のままで…

「愛のままで…」の魅力と記録

「愛のままで…」は、秋元順子が2008年1月23日にリリースした3枚目のシングルです。この楽曲はリリース後すぐにオリコン週間総合チャートに初登場し、40位を記録しました。しかし、彼女が「NHK歌謡コンサート」に出演する度に、その順位は急上昇していきました。

2008年7月14日には、オリコンの演歌・歌謡チャートで初めての1位を獲得し、さらには同年末に第59回NHK紅白歌合戦に出場が決定したことから、12月1日付のチャートでも再び1位を記録しました。このように、秋元順子の人気はますます高まる一方でした。

2008年12月8日付のオリコン総合チャートでは9位となり、彼女にとって初めてのトップ10入りを果たしました。以降、彼女のシングルは順調にランクを上げていき、12月15日付では6位、12月22日・29日付で4位、1月12日には合算週で3位、さらに1月19日付で2位となり、ついに2009年1月26日付の総合チャートで1位を獲得しました。この時の彼女の年齢は61歳7ヶ月であり、男性アーティストの小田和正が持っていた59歳11ヶ月という記録を上回り、当時の史上最年長での1位獲得となりました。

「愛のままで…」は、その記録だけでなく、人気の面でも注目されました。彼女のオリコン週間チャート首位獲得は、城之内早苗の「アジサイ橋」以来22年7ヶ月ぶりの快挙であり、年間TOP10入りは1987年の瀬川瑛子の「命くれない」以来となります。また、TOP100内でのランクイン週数が50週目での1位獲得となり、これは中島みゆきの「地上の星/ヘッドライト・テールライト|地上の星_ヘッドライト・テールライト」に次ぐ歴代2位の記録です。

この後、2009年9月30日には、ピーターによるカバーがCDとして発売されました。このカバーは、芸能生活40周年を記念したアルバム『私が愛した女たち』に収録されています。

楽曲詳細

「愛のままで…」は、作詞・作曲・編曲を花岡優平が手がけており、非常に感情豊かで聴く人の心をつかむメロディが特徴です。収録曲には、表題曲の「愛のままで…」の他に、「忘れもの」という曲も含まれており、この曲の作詞は花岡美奈子が担当、作曲・編曲も花岡優平となっています。さらに、オリジナルカラオケや一般用カラオケのバージョンも収録されており、ファンにとって楽しめる内容になっています。

まとめ

「愛のままで…」は、秋元順子のキャリアの中でも特に重要な楽曲であり、彼女の歌手としての実力と感情表現の豊かさを再確認させてくれる作品です。この曲の成功は、彼女に新たな高みをもたらし、演歌界における彼女の存在感を確固たるものにしました。今後も彼女の音楽活動から目が離せません。

もう一度検索