愛の十字架

愛の十字架

「愛の十字架」（あいのじゅうじか）は、日本の歌手・西城秀樹の7枚目のシングルで、1973年12月5日にRCAからリリースされました。この楽曲は、作詞をたかたかし、作曲を鈴木邦彦が手がけ、編曲は馬飼野康二によるものです。前作の「ちぎれた愛」に続き、絶唱型のスタイルを持ち合わせており、しっかりとしたメロディと歌詞が特徴的です。

「愛の十字架」は、リリース後すぐに多くのファンの心をつかみました。オリコン週間チャートでは、前作「ちぎれた愛」に続いて第1位を獲得し、実に14週間にわたって100位以内にランクインしました。最終的には35.2万枚のセールスを記録し、ヒットシングルとなりました。この成功は西城秀樹の歌手としての人気をさらに高める結果となりました。

このシングルのB面には「色づいた果実」が収録されており、この曲もまた秀樹のアルバム『エキサイティング秀樹 - ちぎれた愛/情熱の嵐』に含まれています。B面の楽曲も評価が高く、ファンの間で親しまれていました。

収録曲

• - 愛の十字架

作詞：たかたかし
作曲：鈴木邦彦

• - 色づいた果実

作詞：岡田冨美子
作曲：馬飼野康二

「愛の十字架」のリリースは、西城秀樹の音楽キャリアの中で重要な位置を占めており、1973年の音楽シーンにおいても特に印象に残る作品の一つであります。特にこの楽曲は、その情熱的な歌い方や、心に響くメロディラインによって、多くの人々の心に強く残り、今なお聴き継がれています。また、1974年以降も歌い続けられるなど、西城の代表曲としての地位を確立していきました。

当時の日本の音楽業界において、西城秀樹は多くの影響力を持つ存在であり、彼の楽曲は時代を超えて愛されています。「愛の十字架」は、その成功の一端を担う作品として、ファンからの支持を受け続けています。

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