アルバム『愛は続けることに意味がある』
『愛は続けることに意味がある』は、
少年隊による5枚目のオリジナルアルバムで、
1993年12月1日に
ポニーキャニオンからリリースされました。このアルバムは、
少年隊が4thアルバム『
Heart to Heart 5years 少年隊…そして1991』を発表してから丸3年の月日を経て登場した作品です。
制作の背景
このアルバムは、
少年隊が6年間所属していた
ワーナーミュージック・ジャパンから
ポニーキャニオンへと移籍後にリリースされた初めての新作となります。ファンにとっても移籍後の活動に注目が集まったことでしょう。また、先行
シングルとしてリリースされた『EXCUSE』のアルバムバージョンも収録されており、これも興味深いポイントです。
収録曲について
アルバムには、多彩な楽曲が含まれています。特記がない限り、全曲の編曲は
水島康貴によって行われました。以下に収録曲の詳細を紹介します。
1.
のどもとすぎれば恋も忘れる
作詞・作曲:尾関昌也
編曲:尾関昌也・松本浩之介
この曲は心情を描いた叙情的なバラードで、メンバーの感情が伝わる作品です。
2.
EXCUSE(Album-Version)
作詞:
及川眠子
作曲:
井上ヨシマサ
シングルバージョンからのアルバム用アレンジが施され、より深みのあるサウンドへと進化しています。
3.
Danceいっぱつ
作詞:
戸沢暢美
作曲:
ナガハタゼンジ
東山紀之がメインボーカルを担当しており、ノリの良いダンスチューンとして注目を集めました。
4.
愛は強いはずなのに
作詞:
及川眠子
作曲:
井上ヨシマサ
植草克秀のソロ曲で、愛の力強さを表現したバラードです。
5.
お好み焼き
作詞・作曲:
井上ヨシマサ
編曲:ATOM
ユーモラスな歌詞が特徴的で、親しみやすい雰囲気を醸し出しています。
6.
What is Love!
作詞・作曲:尾関昌也
編曲:尾関昌也・松本浩之介
錦織一清がメインボーカルを担当し、コーラスには
東山紀之が参加。愛の定義について問う内容となっています。
7.
だんぜん愛さ
作詞:
戸沢暢美
作曲:
ナガハタゼンジ
植草克秀のソロ楽曲で、情熱的な歌詞が印象的です。
8.
君のいないクリスマス
作詞・作曲:尾関昌也
東山紀之のソロ曲で、クリスマスをテーマにした切ないバラードです。
まとめ
『愛は続けることに意味がある』は、
少年隊の新たなスタートを象徴するアルバムです。多様な楽曲を通じて、彼らの成長や音楽的な進化が感じられ、また移籍後の新しい挑戦が見え隠れします。このアルバムは、ファンにとって特別な意味を持つ一枚となっています。