ナガハタゼンジ

ナガハタ ゼンジ: 福岡出身の多才なミュージシャン

ナガハタ ゼンジ（1968年生まれ）は、福岡県北九州市戸畑区にルーツを持つ音楽家です。彼は、これまでにアルバム8枚とシングル11枚をリリースしており、バンド活動やソロ活動を通じて幅広い音楽スタイルを展開しています。彼の音楽キャリアは、数多くのアーティストとの協力やコラボレーションで構成されており、特に作詞や作曲の分野で顕著な実績を残しています。

略歴

ナガハタ ゼンジの音楽は、1985年に始まりました。その年、彼は「STEP」というバンドでCBS・ソニーSDオーディション全国大会でグランプリを獲得。この受賞が彼の音楽キャリアの幕を開けました。

1986年には、テレビアニメ「ハイスクール!奇面組」のテーマソング「ちょっと辛いあいつ」で作曲家としてデビューし、この時は長畠ぜんじという名義を使用していました。翌年には、松本隆監督の音楽映画「微熱少年」でメインキャストとしても役者デビューを果たします。この年、バンド「STEP」でもEPIC・ソニーからメジャーデビューを果たしました。

「STEP」の解散後、1989年には新たに「カジノス」を結成。メンバーには、ドラムにハイスタンダードつね、ギターにスーパースチューピット大高が参加しました。カジノスは1991年に「I'm a Mokey」を発表し、その後解散に至りました。

1992年からはソロ活動を開始し、少年隊、TOKIO、貴島サリオといった人気アイドルに歌詞や曲を提供するプロデューサーとしての顔も見せています。1996年6月には、Sony Recordsからシングル「モンキー・フェイス」で正式にソロデビューを果たし、以降も様々な音楽活動を続けてきました。

1997年にはイギリス・ロンドンのアビー・ロード・スタジオでエルヴィス・コステロバンド「アトラクションズ」とのセッションを行い、それを機に多くの著名なミュージシャンとコラボすることになります。この時期には、阿部義晴やSPARKS GO GO、猫沢エミなど数々のアーティストとの共演が実現しました。

メディア出演とライブ活動

ナガハタは音楽活動だけに留まらず、1996年から2008年にかけてエフエム北海道、エフエム福岡、CROSS FM、BSテレビ東京などで音楽番組を担当し、多くのリスナーにその存在を知らせています。また、1998年にはニック・ロウ、2000年にはエリオット・スミスのオープニングアクトを務め、さらにその名を広める機会を得ました。

2019年10月5日、4年ぶりに故郷北九州でライブを開催し、地元ファンの前で自身の音楽を披露しました。2021年現在も地元で精力的に活動を続けており、今後の展開にも期待が寄せられます。

ディスコグラフィー

ナガハタ ゼンジの音楽活動は、シングル、アルバムともに多岐にわたります。彼の作品は、独自の楽曲構成とメロディで多くの人に親しまれています。彼についての詳細な情報や作品は、オリコンによるディスコグラフィーやナガハタゼンジのInstagramをご覧ください。

もう一度検索