愛知工業大学名電中学校・高等学校

愛知工業大学名電中学校・高等学校

愛知工業大学名電中学校・高等学校（あいちこうぎょうだいがくめいでんちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、愛知県名古屋市千種区に位置する私立教育機関で、名古屋電気学園が運営しています。

概要

一般的に「愛工大名電」や「名電」と略され、校訓は「誠実・勤勉」です。全てのコースは男女共学となっており、学校名は前身である名古屋電気学講習所に由来しています。2018年度より愛知工業大学附属中学校は「愛知工業大学名電中学校」と改名されました。

歴史

この学校は1912年7月に名古屋電気学講習所として創立されたのを皮切りに、長い歴史を持っています。それから数年後に私立名古屋電気学校、そして名古屋電気学校と名称が変更されました。1945年、名古屋大空襲では校舎が焼夷弾の攻撃を受けましたが、教員と生徒の奮闘によって火災を免れました。

1947年に名古屋電気中学校が設立され、1948年に名電中学校へ改称。1949年には高等学校が開校しました。その後も学校法人の改称や新しいカリキュラムの導入が繰り返され、時代のニーズに合わせた教育を提供し続けています。特に2002年にはIT教育に注力し、教育環境を整備しました。

部活動

愛知工業大学名電中学校・高等学校は、多彩な部活動が特徴の一つです。中学校には軟式野球部、サッカー部、テニス部など運動系の部活動が充実していて、高校では特に卓球部が全国的に有名です。卓球部は、全国高校選抜卓球大会で数多くの優勝を果たし、その実績は圧倒的です。

また、野球部も全国大会での優勝経験があり、名古屋プロ野球の強豪校として知られています。フェンシング部やバレーボール部も強豪として名を馳せ、数多くの大会で好成績を収めています。

指導者と著名な卒業生

愛知工業大学名電は、数々の著名な卒業生を輩出しており、特に野球界ではイチローをはじめ、多くのプロ選手が在校生でした。現在の野球部監督はイチローのコーチであった倉野光生が務めています。卓球部も強力な指導者陣によって育成されており、全国大会での成功を次々と収めています。

アクセス

学校へのアクセスは名古屋市営地下鉄東山線の池下駅から徒歩約15分です。また、名古屋市営バスを利用することも可能です。近隣には名古屋経済大学市邨中学校や名古屋市立若水中学校などもあり、教育環境が整っています。

愛知工業大学名電中学校・高等学校は、学業とスポーツを両立させることができる教育の場として、多くの生徒に重宝され続けています。

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