慶進中学校・高等学校

慶進中学校・高等学校について

慶進中学校・高等学校は、山口県宇部市の西琴芝に位置する私立の中高一貫校です。学校法人宇部学園により運営されており、その特長は、教育理念「独立自尊」「至誠一貫」「敬愛感謝」を掲げています。この中でも「至誠一貫」は、初代理事長・二木謙吾の座右の銘から受け継がれています。

学校の正式名称は、慶進中学校（Keishin Junior High School）及び慶進高等学校（Keishin High School）です。現在、中学校と高等学校合わせて約900名の学生が在籍しており、普通科のみを設置した状態で教育が行われています。特に、中高一貫コース、全国の難関大学合格を目指したアドバンスコース、大学受験に向けたグローバルコースの3つのコースが用意されており、生徒はそれぞれの目標に合わせた学びを選ぶことができます。

校章とシンボルマーク

校章は「三ツ盛り亀甲」というデザインで、中心に「慶進」の文字が配置されています。この校章は、「千年万年永久に生成発展する学校」を表しており、3つの校訓である「独立自尊」「至誠一貫」「敬愛感謝」、ならびに「学校・生徒・保護者の連帯」を象徴しています。加えて、学校の教育コースを象徴する「KS」のシンボルマークもあり、青、紫紺、エンジの3色は、3つの教育コースへの思いを込めています。

歴史的背景

慶進中学校・高等学校の歴史は1928年に遡ります。当初、熊本出身の蔵原経智と妻カツモが設立した宇部裁縫女学校が起源で、その後の1948年には宇部学園女子高等学校へと改称されます。2002年に男女共学化し、そして2004年には宇部女子中学校を再開し、慶進中学校としての教育を開始しました。これにより、長い歴史を持ちながらも現代的な教育が展開されるようになりました。

教育と学校行事

中学校の生徒会は中央委員会が設けられており、生徒間のコミュニケーションを重視しています。高校の生徒会は、会長、副会長を含む複数の委員会で構成されており、それぞれの活動を通じて議論を深めています。また、学校行事も多く催されており、学生の協力意識と自立心の育成が重要視されています。

交通アクセス

慶進中学校・高等学校へのアクセスは非常に良好です。最寄りの琴芝駅からは徒歩3分ほどですし、また宇部新川駅からも徒歩10分で到着します。さらに、宇部市営バスやスクールバスも運行されており、生活面での便利さが確保されています。

結び

慶進中学校・高等学校は、地域社会の教育機関としての役割を果たすとともに、学生の成長をサポートすることに力を入れています。今後も、独立自尊の精神を基にした教育を通じて、次世代のリーダーを育成することが期待されています。

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