成瀬こうき

成瀬こうきのプロフィールとキャリア

成瀬こうき（なるせこうき）、1970年4月4日生まれ、東京都目黒区出身の日本の女優で、元宝塚歌劇団専科の男役スターです。愛称は「おっちょん」や「なるちゃん」で、体格は身長172cm、血液型はO型です。彼女は幼少期から特異な才能を発揮し、父親が外科医である家庭に育ちました。そのため、医療の道も考えたことでしょうが、彼女は舞台という異なる道を選びました。

宝塚歌劇団での道のり

成瀬は、東洋英和女学院高等部在学中に宝塚歌劇に出会い、そこから入団を決意します。当初は武蔵野音楽大学に進学する予定でしたが、宝塚音楽学校を受験し合格したことで入学します。宝塚音楽学校では、入学時の成績が2番という優秀さを持ち،1991年に第77期生として宝塚歌劇団に入団しました。当時の成績は40人中4番でした。

その後、成瀬は1991年3月28日に月組公演『ベルサイユのばら －オスカル編－』で初舞台を踏み、1992年には月組に配属となります。同期には人気スターの安蘭けいや花總まり、春野寿美礼などがいます。

成瀬は、特に1994年には最下級生ながらロンドン公演に参加し、1995年には『ハードボイルド・エッグ』の新人公演で初主演を果たしました。また、1998年には雪組へ異動し、さらなる活躍の場を広げました。2001年には専科へと異動して新たなステージに挑んでいきます。

2002年、成瀬は『追憶のバルセロナ／ON THE 5th』をもって宝塚歌劇団を退団し、次の人生のステージへと進みます。

宝塚退団後の活動

退団後は女優として再出発し、主にコンサートや舞台出演、イベントなど多岐にわたる活動を行います。2004年からは本格的に女優活動を再開し、さまざまな作品に出演しています。特に注目される出演作には、「エリザベート10周年ガラコンサート」や「東京駅」などがあります。また、ディナーショーやライブイベントでも活躍し、多くのファンに愛されています。

持ち味と才能

成瀬こうきは、その男役としての存在感と舞台での表現力に定評があります。また美しい歌声としなやかなダンスも彼女の舞台に欠かせない要素です。そのため、彼女は観客を魅了し続け、宝塚歌劇団時代のファンを未だに引きつけています。

私生活では2006年に結婚し、2008年には男の子を出産。家庭生活と女優業を両立させながら活動しています。

現在の活動

最近では、2023年10月23日から28日にかけて「宝塚歌劇雪組pre100th Anniversary ～Greatest Dream～」に出演予定で、また今後のディナーライブやコンサートも控えています。成瀬こうきは今もなお、多彩な活躍を見せる実力派の女優です。

これからも彼女の舞台でのパフォーマンスを楽しみにしているファンは大勢います。成瀬こうきの未来の活動にも、ぜひ注目していきましょう。

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