我妻悠香

我妻悠香（あがつま はるか）

1994年12月18日生まれ、埼玉県川口市出身の女子ソフトボール選手。ポジションは捕手。現在はビックカメラ高崎ビークイーンのコーチを務める。ソフトボール日本代表としても活躍し、2021年東京オリンピックでは金メダル獲得に大きく貢献した。

経歴

小学校6年生の時に友人に誘われたことをきっかけにソフトボールを始める。当初から捕手を務めた。2010年には、星野高等学校1年生でインターハイ優勝を経験。高校卒業後の2013年に、日本リーグの強豪ルネサスエレクトロニクス高崎（現ビックカメラ高崎ビークイーン）に入団。

同年、世界ジュニア選手権の日本代表に選出され、金メダルを獲得。ルネサスエレクトロニクス高崎では、北京オリンピック金メダリストの峰幸代が正捕手を務めていたが、2015年に峰が現役を引退すると出場機会が増加。同年には打率.414を記録し、ベストナイン（捕手）を受賞した。日本リーグ時代には、チームのリーグ優勝に6度貢献。

2022年、JDリーグが開幕すると、初年度からチームの優勝に貢献。自身もベストナイン（捕手）を受賞。日本代表としては、2016年、2018年、2022年、2023/24年の世界選手権/ワールドカップメンバーに選出されている。2021年東京オリンピックでは、正捕手として上野由岐子や後藤希友といったエース級の投手とバッテリーを組み、日本代表の金メダル獲得に大きく貢献した。

2023年のシーズン終了をもって現役を引退。2024年からは、ビックカメラ高崎ビークイーンのコーチとして、チームの指導に当たっている。

選手としての特徴

豊富な経験に裏打ちされた的確なリードと、強肩には定評がある。宇津木麗華が監督を務める日本代表では、多くの試合で先発出場を果たすなど、チームの中心選手として活躍した。また、ビックカメラ高崎ビークイーンや日本代表では、長年にわたり上野由岐子とバッテリーを組んでいる。

人物・エピソード

小学校6年生でソフトボールを始めた時から、捕手一筋。ルネサスエレクトロニクス高崎入団時には、北京オリンピックで金メダルを獲得した上野由岐子と峰幸代が先輩として在籍。特に峰の捕球、送球、声出しなどを参考に、多くを学んだという。ニックネームは「ガッツ」。自身の肩幅は「日本一」と豪語するほど。東京オリンピック日本代表として金メダルを獲得した功績をたたえ、2021年12月16日にはJR東浦和駅前に記念のゴールドポスト（第32号）が設置された。

詳細情報

日本リーグ個人表彰

2015年 - ベストナイン賞（捕手）

JDリーグ個人表彰

2022年 - ベストナイン（捕手）

背番号

21（2013 - 2014）
2（2015 - 2016）
10（2017 - 2019）
2（2020 - 2022）
31（2023）

受章歴

紫綬褒章（2021年）

脚注

注釈

なし

出典

なし

外部リンク

我妻悠香 - Olympedia（英語）
Wow! Collection - JDリーグ
* ビックカメラ高崎ビークイーン

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