戦士 (お笑いトリオ)

戦士（せんし）

「戦士」は、日本のお笑いトリオで、かつて吉本興業に所属していました。メンバーはげんせい、たむかい、銘苅の3人から成り立っており、それぞれ異なる個性を持ちながらも、共に漫才を披露していました。このトリオは、NSC大阪校の37期出身ということでも知られています。

メンバー紹介

げんせい

げんせいはボケを担当しており、愛知県稲沢市出身で1995年生まれの28歳です。特徴的な金髪を持ち、趣味にはお絵描き、ツイキャス、音楽鑑賞、雑貨屋巡りなどがあります。特技としては、器械体操やバク転、逆立ち、書道（準2級）、さらには串カツを迅速に揚げることなどが挙げられます。高校時代には元・竹内ズのメンバーとコンビを組み、ハイスクールマンザイに出場していました。解散後は、銘苅と共にコンビ「柿」として新たな活動を遂げています。

たむかい

たむかいはツッコミ担当で、京都府舞鶴市出身の28歳です。175 cmの身長と70 kgの体重を持ち、趣味にはお酒、古着屋巡り、プロレス鑑賞、釣りなどがあります。特技には砲丸投げやバドミントン、お年寄りと仲良くなること、さらには昆虫採集もあり、風貌が千鳥のノブに似ています。解散後はピン芸人として活動を続けています。

銘苅

銘苅はボケを担当し、沖縄県うるま市出身の32歳です。168 cmの身長と60 kgの体重を持ち、趣味は散歩およびダッシュで他人を抜くこと、お酒を楽しむことです。特技としては木登りや泳ぐこと、エイサーを踊ること、さらにスーサーという鳥を呼ぶことができる点が特徴的です。坊主頭が印象的で、風貌は大悟（千鳥）に似ています。解散後は、げんせいと共に「柿」として活動しています。

トリオ名の由来

「戦士」の名前の由来は、3人が「ダサい名前」を思いつこうとした結果、候補に「戦士」と「紳士」が挙がったことから始まりました。「紳士」という言葉は少し意味を持ちすぎることから、その印象を避けるために「戦士」が選ばれることとなりました。

活動と解散

戦士は主に漫才を展開し、独特のパフォーマンスを行っていました。自己紹介の際には出身地を紹介しながら、トリオの個性を活かしたネタが特徴です。特にたむかいと銘苅の2人で「千烏（ちがらす）」として千鳥のものまねも披露し、さまざまなユニットネタを展開していました。

2023年11月5日には、ライブ「我々は戦士。戦い続ける。」をもって解散が発表されました。2024年1月1日からは、げんせいと銘苅が新しいコンビ「柿」を結成し、新たなスタートを切りました。

出演歴と実績

戦士は、テレビ番組やお笑いイベントにも参加しており、特に「ぐるぐるナインティナイン」や「ネクストブレイク芸人ガチャ」などでその活躍が見られました。また、彼らはM-1グランプリなどの賞レースにも挑戦し、多くのファンから支持を受けてきました。

トリオとしての活動は終わりましたが、それぞれのメンバーは新しい形でお笑いシーンでの存在感を示し続けています。

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