戦女神

戦女神（いくさめがみ）

『戦女神』は、1999年1月にエウシュリーによってリリースされた18禁のロールプレイングゲームです。これは戦女神シリーズの第一作目であり、エウシュリーの世界観「ディル＝リフィーナ」がこのゲームからスタートしました。さらに、本作はリメイク版『天秤のLa DEA。戦女神MEMORIA』が2014年4月25日に発売され、当時の魅力が新たに蘇りました。

時系列と続編

エウシュリーによる公式の時系列では、『戦女神ZERO』から始まり、『幻燐の姫将軍』やその続編、さらに『戦女神VERITA』を経て、最終的に『戦女神』とそのリメイク版、そして『戦女神2』が続いていきます。続編では前作の設定に深みが増し、ストーリーにはさらなる詳細が加わっています。

ストーリー概要

物語は数百年前に遡ります。主人公であるセリカは、女神との対決において奇跡的に勝利を収めるも、その代償として致命的な傷を負います。彼は女神の身体を奪い生き延びることになりますが、それが古神であったため、「神殺し」として様々な勢力から命を狙われ続けることに。友と共に逃げる日々の中で、彼はレウィニア神権国の守護神である「水の巫女」との同盟を結び、安息の地を得ます。

物語はセリカが、18年前に行方不明となった王女ラティナを探す旅に出るところから始まります。ミルフェという港町からカドラ鉱山を探索する彼の旅の中で、王女の魔術師アビルースによる誘拐が明らかになり、さらに彼女が古神シュヴェルトライテへの生け贄にされていることが判明します。様々な策略と戦闘が展開され、最終的にはシュヴェルトライテが復活するも、彼女は古神としてではなく使徒としての姿を見せることになります。

ゲームのプレイスタイル

ゲームは、町での探索とダンジョン攻略をメインとします。特定の条件を満たすことでイベントが進行し、ダンジョンが解放されていく仕組みです。リメイク版では、日付経過のシステムが削除され、章が進む形式に変更されました。

主な登場人物

セリカ・シルフィル

主役であり、外見は美しい女性の姿だが、実は男性です。「神殺し」として知られ、物語の中心人物となります。

シュリ・レイツェン

セリカに仕えるメイドであり、彼の愛情深いサポート役です。第三使徒として、彼女もまた物語の重要な位置を占めています。

ラティナ・ティン・レウィニア

レウィニア神権国の王女であり、物語の重要な要素となるキャラクターです。

その他、多くの魅力的なキャラクターたちが登場し、それぞれの背景や人間関係が物語を彩ります。

制作チーム

本作は、つるぎゆきの氏が企画とプロデュースを担当し、多くの才能あるスタッフが集結した結果、独特な世界観と緊張感溢れるストーリーが生み出されました。音楽もすべて独自に作曲され、プレイヤーに豊かな体験を提供します。

まとめ

『戦女神』は、エウシュリーの中でも特に評価が高い作品の一つで、多くのファンに愛され続けています。その独自のストーリーと深みのあるキャラクターたちは、プレイヤーを惹きつけてやまない魅力があります。リメイク版ではさらなる改善が加わり、新しいファン層を開拓している点でも注目されています。

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