戦慄怪奇ワールド コワすぎ!

映画『戦慄怪奇ワールド コワすぎ！』の詳細

『戦慄怪奇ワールド コワすぎ！』は、日本のホラー映画で、2023年9月8日に公開されました。この映画は、2012年から続く『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズの最終作であり、監督を務める白石晃士が手がけています。これまでのシリーズから8年ぶりの新作で、多くのファンが待ち望んでいた作品です。

概要

本作は、前作までのキャラクターが共通するものの、ストーリーの直接的なつながりは持っていません。物語は、コロナ禍の影響で経営が厳しい怪奇系ドキュメンタリーのプロデューサーである工藤仁が、若者たちが撮影した心霊スポットでの恐怖映像を受け取ることから始まります。彼はこの映像を基に、過去の仲間たちと共に廃墟へ向かうことで新たなスクープを狙うことになります。

撮影は、映画『カメラを止めるな!』と同じ芦山浄水場や静岡県小山町で行われ、映像美にもこだわりがあります。公開の発表は2023年7月4日で、新宿ピカデリーなどの劇場での上映が決定しました。8月22日には完成披露の舞台挨拶が行われ、シリーズ過去作の特集上映も実施されるなど、イベントも盛りだくさんでした。

物語の展開

物語は、工藤仁が心霊スポットの映像を見て、不気味な「赤い女」に追いかけられる場面から始まります。この映像をヒントに、工藤はかつての仲間や霊能者と共に廃墟探検を決行します。しかし、廃墟での探索は一筋縄ではいきません。時間が錯綜し、別の空間に迷い込むことになり、逃げ場のない状況に陥ります。

さらに、若者たちの過去の出来事が絡んできて、犠牲者が生まれる中で、工藤たちは異次元の存在と対峙することになります。工藤の中に潜む「悪の部分」が具現化された黒ずくめの男との戦いが展開され、命がけのバトルが繰り広げられます。

キャラクター

映画には個性的なキャラクターが登場し、工藤仁役には大迫茂生、ディレクターの市川実穂役には久保山智夏、カメラマン役には監督の白石晃士が名を連ねています。心霊スポットで奇妙な現象に遭遇する役は福永朱梨のほか、多数の俳優たちが設定したキャラクターで物語を彩ります。

まとめ

『戦慄怪奇ワールド コワすぎ！』は、恐怖と驚きが交錯するスリリングなストーリーで、シリーズファンはもちろん、ホラー映画好きも楽しめる作品です。過去の作品との関連を楽しむのも良し、新たな恐怖の世界に没入するのも良し。数々の不気味な現象が待ち受ける廃墟での冒険をぜひ体験してみてください。

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