戸上隼輔

戸上隼輔（とがみ しゅんすけ）

戸上隼輔は、2001年8月24日生まれの卓球選手で、三重県津市からの出身です。現在は井村屋グループに所属し、Tリーグでは木下マイスター東京の一員として活躍しています。国際卓球連盟（ITTF）の世界ランキングにおいて、男子ダブルス部門で最高1位を記録したことがあり、その実力は国内外で高く評価されています。

経歴

彼は、2人の兄の影響を受けて3歳から卓球を始めました。地元の松生卓球道場で基礎を学び、その後も着実に技術を向上させていきました。

父である戸上義春は1982年にインターハイ男子ダブルスで優勝した経験を持ち、卓球一家に育ちました。津市立修成小学校を卒業した後、津市立橋南中学校から山口県の野田学園中学校へと転校し、その後は野田学園高等学校を経て明治大学に進学しました。

2018-19シーズンにはTリーグに参戦し、T.T彩たまに所属。2020-21シーズンには琉球アスティーダに移籍しました。

人物

戸上は卓球だけでなく、プロレスにも深い興味を持っており、新日本プロレスの内藤哲也や棚橋弘至を特に尊敬しています。2023年には全日本卓球選手権での優勝インタビュー中に、アントニオ猪木の名言である「1! 2! 3! ダーッ!」を披露するなど、彼の個性的なキャラクターが表れています。

主な戦績

戸上の卓球人生は数々の輝かしい成果で彩られています。以下に、その代表的な成績を示します。

• - 2013年: 全国カデット選手権男子シングルス3位
• - 2015年: 全国カデット選手権男子シングルス準優勝
• - 2017年: インターハイ男子シングルス準優勝、ジュニアサーキットスウェーデンオープンジュニア男子シングルス優勝
• - 2018年: インターハイ男子シングルス優勝、全日本選手権ジュニア男子シングルス3位
• - 2019年: インターハイ男子シングルス優勝、全国選手権ジュニア男子シングルス優勝
• - 2020年: 全日本選手権男子シングルス3位、男子ダブルス準優勝
• - 2021年: アジア選手権男子ダブルス優勝
• - 2022年: 全日本選手権男子シングルス・男子ダブルス優勝
• - 2023年: 全日本選手権男子シングルス優勝

これらの成績は、彼の卓球に対する情熱と努力の賜物といえます。

テレビ出演

戸上は、卓球に関連したテレビ番組にも出演経験があります。特に、2022年1月22日および1月29日の『卓球ジャパン！』では、日本代表のホープとして特集が組まれました。

スポンサー

彼は以下の企業とスポンサー契約を結んでいます:

• - 井村屋グループ
• - 百五銀行
• - マルキュウ
• - 歯科峰瑛会
• - タマス

戸上隼輔は、これからの卓球界を担う若手選手として、その動向が注目されており、ファンや関係者の期待も高まっています。彼の今後の活躍を楽しみにしています。

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