戸隠森林植物園

戸隠森林植物園について

戸隠森林植物園は、長野県長野市戸隠に位置し、妙高戸隠連山国立公園内にある自然豊かな植物園です。入園無料で、戸隠の自然を気軽に楽しむことができます。

歴史

この植物園は、1964年に長野県で開催された第15回国土緑化大会と全国植樹祭を記念して、県民のレクリエーション、自然探索、そして自然や森林に関する知識の普及を目的として開設されました。1978年には、昭和天皇が行幸される場所の一つにも選ばれています。

特徴

園内には、ミズバショウの群生をはじめ、四季折々の花々が咲き誇り、散策路が整備されています。小鳥のさえずりが心地よく響き渡り、訪れる人々を魅了します。

また、「八十二森のまなびや」では、戸隠の自然や生き物について学ぶことができます。年間を通して自然観察会が開催され、自然をより深く理解する機会が提供されています。

開園時間・休園日

開園時間：午前9時30分～午後4時30分
休園日：毎週月曜日（月曜日が祝日または振替休日の場合は翌日）、12月1日～翌年4月の第4金曜日

施設概要

開園時期：1968年8月
造成期間：1964年～1969年度
区域：長野市戸隠71.34ha（管理区域：長野県11.48ha、中部森林管理局59.86ha）
主な施設：野生生物観察施設、高山植物園、植物観察園、いこいの森、みどりが池、屋外トイレ2箇所など

八十二森のまなびや～ecologyBank82戸隠森林館～

「八十二森のまなびや」は、戸隠の森林を再現した「体感ジオラマ」や、迫力ある映像を上映する「大型マルチビジョンシアター」などを備えた施設です。また、戸隠の野鳥や花の情報など、自然観察に役立つ情報を学べる「情報サロンー戸隠の自然ー」もあります。

2012年7月からは、株式会社八十二銀行がネーミングライツを取得し、「八十二森のまなびや～ecologyBank82戸隠森林館～」という名称が使用されています。

設置目的：森林の持つ公益的機能の保全意識を高め、森林・林業に対する理解と普及啓発を促進するための学習拠点
開館時期：1998年10月12日
入館料：無料
施設規模：652平方メートル（展示室、学習室、管理室など）
主な展示：施設案内、戸隠の自然紹介、ジオラマ展示、学習コーナー、マルチビジョンシアター、図書コーナー、標本展示

アクセス

公共交通機関：長野駅からバス（戸隠線）で約70分、「森林植物園」下車すぐ。
最寄りのバス停：「森林植物園」（アルピコ交通）
車でのアクセス：上信越自動車道信濃町ICから戸隠方面へ約30分（約18km）

所在地・連絡先

住所：長野県長野市戸隠3510-35
電話番号：026-254-2200

まとめ

戸隠森林植物園は、戸隠の豊かな自然を満喫できる場所です。美しい花々や小鳥のさえずりを楽しみながら、自然について学ぶことができるでしょう。ぜひ一度訪れてみてください。

関連情報

戸隠森林植物園／長野地域振興局-長野県
戸隠森林植物園園内案内図／長野地域振興局-長野県

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