所ジョージの足かけ二日大進撃

所ジョージの足かけ二日大進撃

所ジョージの足かけ二日大進撃は、1980年から1983年にかけてニッポン放送で放送されていた人気ラジオ番組です。この番組は、所ジョージがパーソナリティを務め、石川みゆきや上柳昌彦をはじめとする多彩なスタッフが参加し、多種多様なコーナーを展開しました。放送は毎週土曜日の23時から25時まで行われ、リスナーを楽しませてきました。

放送の内容とコーナー

番組は多くの魅力的なコーナーを持ち、リスナー参加型の企画が豊富でした。特に「スーパー電話グレートクイズ」では、リスナーが電話を通じて参加し、クイズに挑戦しました。また、「ラブラブテレフォン」では、男女が電話でデートをするという斬新なスタイルが話題となりました。このコーナーでは、女性リスナー1名と男性リスナー3名が電話でやりとりをし、視聴者の心を掴みました。

さらに、00:00から始まる「ピコピコマシンガン」では、リスナーからのお便りが紹介されました。「親マン・コーナー」では、リスナーが親の恥ずかしいエピソードを披露し、それを元に自分の名を知らしめる企画が展開されました。恋愛相談コーナーとして定評があった「みっとなみくじりコーナー」では、所ジョージ、上柳昌彦、ゲストがリスナーの恋の悩みに答え、コンピューターの「ミクジリ・マシーン」が出した案を基にカウンセリングを行いました。

また、「ロッテヤンスタNo1」では、司会のおりも政夫や他の出演者が登場し、リスナーとの魅力的なやりとりが繰り広げられました。

番組のエピソード

有名なエピソードとして、1982年7月10日の放送で発生した出来事があります。ある女性リスナーの「好きな男に見られることが恥ずかしい」という手紙を紹介している最中に、共演者から突然「ウンコを送ってくれ」という発言が飛び出しました。それに対して、所は即座に制止し呼びかけたものの、翌週には実際に大便がスタジオに送られてしまい、放送は大混乱に陥りました。このハプニングは、聴取者の心に強く刻まれ、以後の話題となりました。

番組自体は1983年4月30日をもって終了しましたが、リスナーとのインタラクションを重視し、楽しいエンターテインメントを提供したことが多くの人々の記憶に残っています。所ジョージのユーモアと独特な視点が光るこの番組は、放送時間中に多くのリスナーを魅了し続けました。

番組の影響

足かけ二日大進撃は、単なるラジオ番組を超えて、リスナー同士やパーソナリティとの距離を縮める重要な場となりました。お便りや電話での参加を通じて、多くの人々が生の声を届け、共感を得ることでつながりを感じたことでしょう。放送を通じて形成されたコミュニティは、しばしば懐かしく語り継がれる存在となっているのです。

所ジョージのトーク術とユーモア、そしてDIY精神は、現在でも多くのフォロワーを持っており、ラジオという媒体の特性を活かした独自の魅力を持つ番組は、今なお多くのリスナーのハートに残り続けています。

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