手紙 (back numberの曲)

back number 13thシングル「手紙」：故郷の風景と、2度目の小林武史氏プロデュースによる珠玉のバラード

2015年、back numberにとって12thシングル「SISTER」から約3ヶ月後、13枚目のシングル「手紙」がリリースされました。

今作は完全生産限定盤として、CDとDVDがセットになった形で発売されました。DVDには「手紙」のミュージックビデオに加え、レコーディングやミュージックビデオ撮影、ジャケット写真撮影、アーティスト写真撮影といったメイキング映像が余すことなく収録されています。さらに、2015年に行われた「urban live tour」の幕張メッセイベントホール公演のライブダイジェストも収録されており、ファンにとって貴重な映像作品となっています。

シングルとしては珍しく、カップリング曲は収録されていません。これは、急遽リリースという事情があったためです。そのため、表題曲「手紙」とそのインストゥルメンタルバージョンのみというシンプルな構成となっています。

ジャケット写真は、back numberのメンバーである清水依与吏さんが自身の故郷である群馬県太田市を訪れ、東武伊勢崎線細谷駅周辺の風景を自ら撮影したものです。故郷の風景が、楽曲の世界観をより一層引き立てています。

「手紙」は、5thアルバム『シャンデリア』にも収録されています。作詞・作曲は清水依与吏さん、編曲はback numberと小林武史さん、ストリングスアレンジは小林武史さんと四家卯大さんという豪華な布陣で制作されました。

実は、「手紙」のメロディー自体は、以前から存在していたそうです。「高嶺の花子さん」の頃から温めていたメロディーを、このシングルで形にしたとのこと。そして、この曲は「ヒロイン」以来2度目となる小林武史氏プロデュース作品でもあります。当初はバンドのみのアレンジで制作されていましたが、メンバーが「少し地味すぎる」と感じたことから、小林氏にアレンジを依頼し、現在の完成形に至りました。小林氏の手腕により、楽曲に深みと広がりが加わり、より感動的な仕上がりとなっています。

ミュージックビデオには、森カンナさんと入江甚儀さんが出演。母親と息子という役どころで、切なくも温かい物語が描かれています。

NTTドコモのTV-CMソングにも起用された「手紙」。普遍的なテーマと、美しいメロディー、そして豪華な制作陣によるアレンジが融合した、back numberの代表曲の一つと言えるでしょう。このシングルは、彼らの音楽性と成長を改めて感じさせてくれる、非常に重要な作品となっています。 楽曲の持つ普遍的なテーマは、世代を超えて多くのリスナーの共感を呼び、長く愛される名曲となるでしょう。

CD収録内容

1. 手紙
2. 手紙 (instrumental)

DVD収録内容

1. 「手紙」ミュージックビデオ
2. 「手紙」レコーディング・MVメイキング&ジャケット写真撮影&アーティスト写真撮影メイキング
3. urban live tour 2015＠幕張メッセイベントホール ライブダイジェスト

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