手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド

映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』

概要

本作品は2016年1月23日に公開された、特撮ドラマ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と『烈車戦隊トッキュウジャー』のコラボ映画です。両シリーズのファンにとって待望のクロスオーバー作品として位置づけられており、スーパー戦隊VSシリーズの第8弾にあたります。キャッチコピーには「妖怪烈車、出発進行！行き先は、闇の終着駅!?」や「さらば、天晴」があり、視聴者の興味を引きつける要素が多く盛り込まれています。

この作品には南海キャンディーズの山里亮太がゲスト出演し、彼の相方である山崎静代も舞台挨拶に登壇。その様子はコンビ活動を再開した南海キャンディーズにとって意味深いものでした。さらには、同年2月から放送が開始される『動物戦隊ジュウオウジャー』のキャラクターも早めに登場し、物語に新たな展開を加えています。

あらすじ

物語は、「夢の忍者ランド」という伝説の場所を訪れようとする手裏剣戦隊ニンニンジャーから始まります。しかし、その列車は実は闇博士マーブロによって仕組まれた妖怪烈車であり、乗り込んだニンニンジャーたちは次々にその幻影に囚われていきます。彼らを救うために現れるのが、烈車戦隊トッキュウジャーです。しかし、伊賀崎天晴（アカニンジャー）は一足遅く、闇忍者ランドに連れ去られてしまいます。

主なキャラクター

• - 伊賀崎天晴 / アカニンジャー：ニンニンジャーのリーダーで、家族を守るために立ち上がります。
• - 闇博士マーブロ：物語の敵である博士。幼稚な性格ながらも非常に頭脳明晰で、闇のクローンを作り出すマッドサイエンティスト。
• - 妖怪ワニュウドウ：闇博士の傀儡として活動する妖怪で、幻の力を持つ存在です。

ストーリーは「家に帰る」というトッキュウジャーのテーマと、「家族」をテーマにしたニンニンジャーの物語を組み合わせつつ、伊賀崎天晴が帰宅するまでの冒険を描いています。特に、劇中のユーモラスなやりとりや緊迫した展開が、登場人物たちの絆を深めつつも物語を進行させる要素となっています。

特徴

本作のキーポイントは、色にとらわれずにキャラクターが組み合わさるという新たな試みです。従来のVSシリーズでは同じ色の戦士が共闘することが多かったのですが、意外な組み合わせで展開されることで、より一層の楽しみを提供しています。また、トッキュウジャーの初期メンバーがストーリーのエピローグにしか登場しない点も特徴的で、新たなキャラクターたちへ焦点を当てる工夫がなされています。

メカニックと技

特撮映画である本作では、様々なメカや合体技も重要な要素です。特に『覇王トッキュウダイオー』や『覇王シュリケンジン』といったオリジナルのロボットが登場し、壮大な戦闘シーンを展開します。ニンニンジャーとトッキュウジャーの連携技も多く、視覚的な見どころが盛りだくさんです。

結論

『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』は、視聴者に感動と興奮を同時に提供する作品です。家族や友情、勇気といったテーマが色濃く描かれており、多世代にわたる視聴者が楽しめる内容となっています。特撮ファンやスーパー戦隊シリーズのファンはもちろん、幅広い世代が楽しめるエンターテインメント作品として、高く評価されています。

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